思いのまま日記　11

平成20年 9月29日　　　　『格差是正』よりせねばならぬ事・・

あら〜、3ヶ月も穴が開いちゃったねぇ・・。　ネタがない訳ではないが、何か記すのが億劫で・・。

でも、そろそろ書かなきゃ、このコンテンツ自体が“お蔵入り”しちゃいかねないし・・。
現在の世相の状況だが、福田さんが辞めて麻生さんが総裁となり、間もなく衆議院解散でやかましい選挙演説が繰り返される事となるのだろう。　という訳で、今回はこのネタで・・。

まぁ、選挙が行なわれたなら、全く実現可能な対案を出さずに批判と『こっちの水は甘ぁ〜いぞ・・』的な選挙目当てキャンペーンを掲げる民主党になびく連中が多い・・という事なので、一時的にはこの無責任政党が政権を取るかもしれない。　でも、この『こっちの水は甘ぁ〜いぞ・・』的なキャンペーンになびく連中は『格差是正』に頭が逝っちまっているので、“ネガティブキャンペーン”だけで『実』のない政党が政権を取った時の状況を想像できないようである。

民主党が政権を取れば当然として、今までのたまっていた『ネガティブキャンペーン』を全て実行に移さねばならなくなるのである。　野党の時のように、批判と実現不可能な世迷言をいっているだけでは済まなくなってしまうのだ。
そして、その“キャンペーン”を張った政策が実行ができなければ、選挙直後の重大な『公約違反』となる訳なのである。　恐らく・・ではあるが、民主党が政権を取ったとしても半年ともたないだろう・・。　それに野党に落ちる自民党も、当然の如くこれを追及していく・・と思うしね。　その前に、『ダーティ・イメージ』を地でゆく党首・小沢のスキャンダルが出て潰れるかも・・。

『格差是正』は元より、『高速道路の無料化』や『道路税の廃止』、年金記録紛失者対策での対象者の申告制度（つきつめていけば、ウソを言ってもＯＫって事ですね・・）、『高校の義務教育化思想』（生徒が行きたい・・と望む学校へと進学させる為に援助をする・・とか言ってたな。　これは高校受験が無形化されかねない重大な問題を孕んでいる・・）などを（まだまだ多くの実現不可能な世迷言政策を発表しているが、ダルイので・・）実行していかねばならないのだ。

対外的には『対テロ特措法』を廃案とせねばならなくなるだろう。　もし、国際支援活動を途中で投げだしたら、対外的な孤立を招くのある。　これを廃案・白紙撤回とすれば、我が国は諸外国（・・というよりアメリカ）より経済的な仕打ちを受けかねないのである。　それに対しての対策や（もしそうなった場合の）覚悟を示す事なしに廃案とすれば、大企業は何とか耐えれるかもしれないが、その下請けを担う企業にシワ寄せが及んで軒並み潰れていく事となろう。
そうなれば、我が国の経済は破綻しかねないのである。

また、『財源』に対しても、『格差是正』を是正すべく勤労者の給与・待遇を良くしろ！と唱えながら、好景気になり企業の業績が好調になる事が前提の『企業税収による自然増収』を財源に見込んでらっしゃる・・。
そして、『構造改革』に対しては、これを行なったが為に『格差』を生んだ・・との批判のオンパレードだ。

だが、前にも記したように、バブルが弾けて不況となっていった世界経済で、『構造改革』なしに今の経済状況を維持できる訳がないのである。　なぜなら、世界的に倹約と規制緩和へと流れる中で資本主義経済を謳う我が国が反目をしたなら、経済競争で取り残される事は必至だったからである。　言わば、『構造改革』は必然により行なわれたのである。

まぁ、『格差是正』を叫ぶ奴らは、言うなれば自由主義経済に課せられた宿命である競争社会で負けた・・、あるいは適応できなかった奴らである。　それも、このような状況に追い込まれようが、何のアクションも取らず“座して負けた”奴らであるのだ。　だから・・であろう、当時の状況からしての『構造改革』の必然性を理解できず、自身の今の苦しい状況のみを取上げて批判に終始するのである。

また、『ネガティブキャンペーン』に踊らされて実現不可能な口当たりのいい事を公約に掲げる党を政権党に据えたなら、こういう状況に成りえる事すら想像できないのである。　言わば、“自らの身から出た錆”で苦しむ我が身を、何の方法論も示さずに『救ってあげよう』とのたまう政党にすり寄っているだけなのである。　言っちゃあ悪いが、物乞いが調子のいい奴の口車に乗せられている縮図なのですね・・。

『格差是正』を叫ぶ奴らが“競争社会で負けた、あるいは適応できなかった”といういい例がある。
通勤途中で労働争議関係のチラシを配っているのを見たものだが、「○○さんを職場復帰させろ！　××会社は不当解雇を認めよ！」とあった。　その後には、当然の如く民主党や狂産党の支援メッセージが添えられてあった。

詳しく読むと○○さんは10数年の間、××会社に派遣社員として勤務してたという。
正社員と同じ仕事をしながら給与は年収200万以下（ホンマかいな・・）で、不服を申し立てたなら正社員雇用はなったものの、窓際部署に配置転換されるという“イジメ”に遭い半年で解雇された・・云々とあった。

だが、考えても判るだろう。　コイツはなぜ10年もの間、こんな境遇に追い込まれているのにも拘わらずこの会社に勤めていたのだろうか。　とっとと動けばいいだけの事である。　『動く』とは、こんな会社に見切りをつけて、より良い環境の職場へ転職する事である。　それを後になってウダウダ言ったって後の祭りである。

「就職氷河期で仕事がない・・」というのは言い訳にもならない。　なぜなら、就職氷河期のあの頃でも20人に19人はキチンと職に着いているのである。　例え氷河期であろうと、仕事内容や会社の規模等に贅沢さえ言わなければ職はいくらでもあったのだ。　真に、今自分が置かれている状況を読めずに“座して負けた”奴そのものである。

そして、その自らのなるべくしてなった苦しい状況を、『格差是正』という言葉で責任転嫁をしているに過ぎないのである。　だが、『格差是正』の為に国政が費用を出す・・という事は、“なるべくしてなった敗者”を救う為に我々の税金を投入する・・という事なのである。

税金とは、今の状況でも“負けまい”と必至に喰らいついている我々勤労者の納めたものである。
それを何故ゆえに、自己に甘えて『敗者』になるべくしてなった者を救う為に使わねばならんのか・・。
「『格差是正』を叫んで“物乞い”をする前に、『敗者』たる立場から自身で抜け出す努力をしろよ・・」と言いたくもなる。

それに、この件に対しての『格差是正』の手法など簡単な事だ。　それは派遣先の企業に対して、派遣社員の待遇向上を法的に義務つけるだけで済むのだ。　この件に対しての私の案だが、派遣社員にも『30日分の日当相当額』を年間の賞与として支払う事と、3年に１回の契約更新時に時給の5％の昇給実施、そして派遣社員の責に因らずの契約期間途中の解雇に関しては半年分の給与の保証、期間満了で次に契約の意思が企業にない場合は、半年前の通告とその期間の給与の保証（次の職を探すべく欠勤したとしても給与を保証する）の4点を義務化させるだけでいいのである。

今の政策のように「派遣社員はダメ！　正社員雇用を促進させよ！」とがなるだけでは、状況はいつまでたっても良くならないだろう。　なぜなら企業は、バブルが弾けての不況という修羅場を経た上では「できるだけ経費を抑えたい・・」と考えるものだし、また製品の価格を下げるべくコストをさげねば企業競争に遅れを取ってしまうのである。
そこで労働者全ての待遇を向上すべく人件費を突出させると、人を雇用する以前に会社自体が存続し得なくなる訳である。

だから、企業が最も節約したい事柄である人件費を抑えるべく『派遣』を必要とするのなら、その『派遣社員』が生活に困らないだけの手当てを保証してやる事で両立できるのではないか・・と考えるのである。
雇用とは、受け入れ先の企業あっての事なのである。　だから、一方的に企業に負担を強いる政策だと、企業の倒産という“共倒れ”になりかねないのである。

お題と離れて『格差是正』ばかりに話が進んでしまったが、これからが本題に入っていこう・・と思う。
『格差是正』よりもせねばならぬ事・・、それは公租減免の為の施策である。　自分の置かれた状況も把握できず、何の努力もなしに“座して負けた”者など、正直言うと“切り捨てても構わない・・”とさえ思う。
だが、今を必至に耐えている勤労者に対しては、その苦労を少しでも緩和させる方策が求められるのである。

その勤労者の苦労を緩和させる最大の方策とは、公租・・即ち『税金』の減免だ。　それも“何とか減税”などという一時的なものでは意味はない。　恒久的に税金を緩和する手法が求められるのである。　例えば前にも記したが、将来的に不確定要素が大きな年金制度を廃止してこのような手法を用いる事で、年金行政に関わる費用をそっくりそのまま節約できるし、掛けねばならぬものにこそ重税を課す事で年間10兆円規模の財源が確保できるのである。
それらを道路税やら自動車税などの庶民の必需品に対する税の減免に充てるのも1つの方法だろう。

できるだけ民間企業に任せて、行政の仕事をスリムにする事での税の減免もせねばなるまい。
そして、予算に関しても“使いっきり”ではなく、次年度にプールさせるべく・・の指導を行うのである。
プール率の基準を決めて、プール率の悪い部署に関しては次年度予算を凍結させる位の処置が必要となろう。
これらを全て実行する事で歳出はかなり抑えられるだろうし、歳出が抑えられたなら税金の減免だって可能なのである。　あっ、それと、宮内庁は廃止ですね。　そして、税金を餌に食い太る『丸ノ内エンペラーズ』のダニ共は、『国家反逆罪』という事で処刑か遠島という事で・・（笑）。

いっとくが、私は政治・経済関連では“ズブの素人”だ。　その“ズブの素人”でさえ、2〜3時間（夜勤に備えての一晩徹夜した中で思いつきました・・、ハイ）でこれだけの事を思いつくのである。　穴はあるかもしれないが、民主党の財源を示さぬ『口当たりのいい絵空事』よりは1億倍マシだと思いますよ。

とは言っても、自民党も褒められたモノではないし・・。　ただ、今まで政権与党としてある程度『現実的な施策』を打ち出している分だけ、実現不可能な口当たりのいい『ネガティブ・キャンペーン』で庶民を騙す民主党よりマシってだけである。　まぁ、自民党も、金の絡む事に関しては庶民を騙しまくっているけどね・・。

だから、選挙制度もこの際に変えちゃおう・・。　ついでに言うと、参議院も不要だから廃止かと・・。　これで1000億の金は浮くだろう。　こうする事で政権担当能力のない政党が国政を担う・・という最も危険な面は回避でき、そして不正に対しては報酬その他で罰を与える事ができるのだから・・。


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平成20年 6月20日　　　　モバイルにまつわる犯罪を防止する為に・・

先日、秋葉原で大量の通り魔的な殺傷事件が発生した事は記憶に新しい事だと思う。　事件の詳細とか、容疑者の資質や事件の背景などの『マスコミネタ』はそちら方面に譲るとしよう。　ここで問いたいのは、この容疑者の行動の背景に携帯の掲示板・・、つまり『モバイル』が絡んでいた事である。　自由気ままな情報発信ができて、あらゆる情報を瞬時に得る事ができる・・という機能の代償として、暴走や犯罪行為の温床となり得る危険性を多分に秘めているのである。

また、これらは未成年においても簡単に使用できるのである。　「これは大変危険な事だ・・」と私は思う。
なぜなら、社会経験がなく判断力が乏しい未成年やこれらが氾濫した環境で育った若年世代が、巷に氾濫する手頃なモバイル機能の多用によって更に判断力や分析力が欠落し、短絡的又はゲーム感覚で現実に向き合ってしまうから・・である。

そらそうであろう・・。　ゲームならば、何人ぶちのめしても何ら問われない。　逆に言えば、敵を格好良くぶちのめせばぶちのめす程に高評価（高得点）を得られるのである。　そして、理想的な異性を簡単に自分の下僕にする事もでき、自らの思うがままの性の欲求をキャラにぶつける事ができるのである。　私はアニメは好きだが、これ程に都合が良すぎる世界はハッキリ言って拒絶したくなる。　それは、「手に入れた瞬間の喜びはその過程の困難さに比例する・・」という法則を幾多なる経験を経て知り得ているからである。

だから・・であろうか。　モバイルで簡単に思い通りになる事が、現実世界ではそうはいかない。
そして、その苛立ちを発散させる術も知らない・・となると、残るは『直結！（鉄道用語で、変速機をトップにつなぐ事）』しかなくなるのである。　また、何も考えずに自らの考えだけを『直結！』するのだから、当然衝突も発生するだろう。

それに加えて、こういう思慮の浅い世代を相手にして金を巻き上げよう・・という輩や、「周囲がやっているから自分もいい・・」と悪びれる事もなく社会悪を繰り返す『人間のクズ』とも言うべき輩も発生する（年配の奴らに多いな・・）。
コイツらは問い詰めると決まって、「オマエらはどうなんだ！」などと『責任転嫁』を繰り返すのである（犬連れ登山のクズ共がいい例ですね）。　考えようによっては、コチラの方がゴキブリ並にタチが悪いな・・。

話が脱線してしまったが、近頃発生する凄惨な事件の裏に“必ず”といっていい程にまとわり着くウェブや携帯の掲示板であるが、これは何かと規制を加えた方がいい・・と私は考えるのである。　でも、「規制を加えろ！」とがなるだけでは、物事に批判を繰り返す奴ら（ブログ書きに多いですね・・　見渡すと、10中7〜8は“オツムが足りない”と感じますね・・）と同じである。　それ故に規制方法をハッキリと提示し、それが実現可能なのか・・を吟味した上で表記するのである。
こうすれば、先程の“オツムの足りない奴ら”と一線を隔てる事ができるのである。

その規制方法であるが、携帯や巨大サーバー・レンタル型の集合掲示板などに関しては、書き込みの場合は氏名・住所を必須項目として記入させる必要があるだろう。　そして、虚偽の申告を行なった場合は、瞬時に接続不能にする事が求められる。　これは、ＩＰアドレスから住所・氏名を関知する事ができるのだから、不可能な事ではないと思うし・・。
もちろん、『プロキシ使い』は論外で瞬時に接続不可ですね。

そして、もし口論や犯罪予告などの問題が発生した時や悪意ある書き込みによって損害を受けた場合は、速やかにその書き込み者の住所・氏名を公表して、損害賠償や法的手段などを講じる事である。　これによって、「明確な理由もなく他人を批判する事に関しては、損害賠償も有り得るよ・・」という抑制効果が現れるのである。

これを『プライバシーの侵害』や『表現の自由の侵害』などと捉える者が多分にいるだろうが、だから・・といって犯罪隠匿行為の温床を野放しにしていいのか・・って事である。　そして、『プライバシーの侵害』と唱えるのなら、自らの個人情報を保護すべく掲示板への書き込みなどやめればいいのである。　この世の全ての行為には、何らかの『リスク』が伴うものである。　「掲示板で自らの思いを発散したい・・」と思うのなら、「自らの発言により他人に損害を与えた場合は賠償を問われるかもしれない・・」という『リスク』を負わせるべきなのである。

個人サイトの掲示板に関してはここまで縛る必要はない・・と思うが、その機能を自由選択で付帯させてもいいと思う。
また、不当な書き込みがあった場合は、被害者（ここでは、不当な書き込みをされた掲示板管理者）の要求に応じて、プロパイダーにその不当書き込み者の住所・氏名を提示する義務を負わせる事である。　まぁ、段階的な判断は必要であるのだが・・（例えば、5回以上の同様な不当書き込みがあった場合に対処するといったように・・）。

不法行為の奨励や勧誘に関しては、通報により法的手段を加えればいいだろう。　事によっては、その違法行為で損害を受けたなら、その行為をした輩を告発する事もやぶさかではない。　例えば、ペットの持込みを禁止されている国立公園の自然保護地域にペットを持ち込んだ輩に対して、氏名・住所を公表してその違法・迷惑行為を糾弾する事も当然として成り立つのである。　もちろん、金融関連の詐欺行為（フィッシング詐欺など）やエロ広告などは言わずもがな・・である。

これに関しては、1回でも不当行為を受けたり発見したなら、速やかにその行為者を及訴する事が必要となってくる。
従って、不法行為関連に関しては通報者や被害者の要求が有り次第、すみやかにその行為者の住所・氏名を提示する事をプロパイダーに義務づける必要があろう。

まぁ、このようになったなら、私なら集合掲示板には一切の書き込みなどしない。　まぁ、今も昔も全くしてないが・・。
なぜなら、山や写真・旅などを楽しむ事によって自身の鬱積を発散できているからである。　
あり丁寧にいえば、自らの鬱積を発散する手段として『集合掲示板にクダを巻く・・』という手法は必要ないからである。
だが、不当・不法行為に関しては及訴しまくるだろうな・・。　『環境への被害や人身的な被害の実例』という証拠を突きつけてその不当・不法行為を糾弾し、『犬連れ登山』をするクズ共を根絶するまでに・・。

それに加えて、今記述した事以上に規制の検討が必要なのが携帯ウェブ関連であろう。
特に未成年者層への携帯ウェブ関連に関しては、真に「犯罪を犯してください・・」と云わんばかりの現状であろうと思う。　だが、未成年者層への携帯の販売を禁止する・・となれば、『携帯』という物品を各個人が所有する権利という『人の権利』に抵触してしまうので、そこまでの規制はできないだろう・・と思う。

だから、一計を案じるのである。　未成年に関しては、電話機能のみの携帯以外は販売を禁止する・・という事である。　ウェブやメールが一切ない電話だけの機能の端末のみの販売を許可するのである。　その電話機専用の携帯から発信した通話は全て『電話専用機』である事を示すサインを表示し、受信先は全てこれを把握できるようにする事である。

また、『電話専用機』への受信は同じ『電話専用機』か、アドレス登録した番号以外は全て着信拒否とするように設定を固定化する必要もある。　これは、『電話専用機』からの受信は《同年代の学生》からであるし、アドレス登録するのは《知り合い》や《身内》である・・との考えからである。　この方法によって不当な行為への勧誘やエロ勧誘などはできなくなり、また如何わしい情報もかなりの確率でシャットアウトできるだろう。　また、モバイルによって悪意ある情報を手に入れたり、未成年者によるウェブ上での思慮の浅い暴走も防ぐ事ができるだろう。

もちろん購入に関しては学生証を必要とし、“1人に付き1つ”と数量も制限の必要がある。
これは、エロや金融など悪意ある業者サイドへのこの携帯の流出を防ぐ為である。
これをしないと悪意ある業者による未成年への勧誘が自在となるので、正に“絵に描いた餅”ですな・・。

まぁ、いうなれば、「携帯をいじくっているヒマがあるなら、若い年代としてもっとする事が多分にあろうが・・」って事ですね。　もっと、ストレスや鬱積を健康的に発散する方法を見つけてみろよ・・。　まぁ、そういう自分の学生時代は、鬱積したストレスをちょっと違う方向で発散してたけど・・。　えっ・・、そんなオメーに言われたくない！って・・。　そりゃぁ、ごもっとも・・。


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平成20年 5月10日　　　　鬼畜たる人間失格者の主張を斬る　人身被害編

自然界にペットを持ち込む事を禁じる事に対して、これら人間のクズ共はしきりに“根拠”を求める。
それに対して、“自然界にペットを持ち込む事は自然生態系の破壊につながるからである・・”と明確に答えてきた。
それも、過去に起こった生態系に対しての被害を羅列してまで・・である。　だが、このクズ共は何を挙げようが認めようとせず、「根拠が出せないのだから、犬の持ち込み禁止の看板（俗にいう『犬禁看板』）は違法である」とがなる。

「犬禁止」の看板に関してですが、たとえば「ファンデーションが動植物に影響を与えますので、女性の方は入山をご遠慮ください」という看板が、あちこちの登山口にある日突然勝手に立てられる、という事態を想像していただければ雰囲気がご理解いただけると思います。 おそらく、「もしかしたらそういう事実があるのかもしれないが、そうであればいきなり禁止する前にそれなりの根拠を示してほしい」と思うのが普通なのではないでしょうか。ところが、その質問に対して「根拠はありませんが、とにかく禁止です」との返事が返ってくるわけです。また、（現地看板以外の）公式なインフォメーションもないのです（違法性が高いので、出来ないのですが）。 さらに、「仮にそれが事実だとしても、それは女性の入山を禁止するのではなく、入山する際にファンデーションを塗らないようにすれば済む問題なのではないか?」という（ごく当然と思われる）意見に対しても、「とにかくご遠慮ください」となってしまっているのです。 しかも、そのような看板を設置している人々の多くは、そもそもそのような権限をもっていないわけですから... ちょっと変なんじゃないの〜、という風に感じざるを得ません。

ある人間のクズは、こんなアホ丸出しの論述を恥じもなく出しているのである。　私は『生態系破壊』という人類の生存に悪害をもたらすこのような主張に対して、キチンと『過去にペットの自然界への持ち込みによって引き起こされた生態系への実害・被害』を根拠として挙げて、この人間のクズにサイトの閉鎖と『自然界へのペットの持ち込みの厳禁』を要求した。　

だが、これらのクズ共は自らの都合が悪くなるとこれらを消去し、我々禁止を唱える者を「話のテーブルにも着かず、根拠も示さず一方的に禁止を主張する者」と嘯くのである。　そして、コチラが出した「自然界に持ち込まれたペット犬が、自然環境に対して無害である事を示せ！」という問いかけには何ら答えようとしないのである。　何と汚い・・、何と醜い・・、何と卑怯な・・、何と鬼畜で悪鬼な輩なのだろう・・。

他の命を迫害し、周囲の者に苦痛と不快と危険を与えようがその非を全くもって認めないその醜態は、あの福岡の飲酒運転で3人を死なした奴と同等ではないか・・。　しかも都合が悪くなると、「過去に人間も自然破壊した存在だ・・」、「オマエら『犬禁』を叫ぶ登山者や地元が“利益”を得るべくの観光開発で山を破壊したのに、その罪を『犬連れ登山者』になすりつけている・・」などと、恥も外聞もなく『責任転嫁』に明けくれるのである。　私がよく口にする「このクズ共を人間として認める気がしない・・」という言葉は、奴らのこのような鬼畜な行いを目の当たりにしての“当然なる人の感情”と言ってもいいだろう。

このクズの陳腐たる言い分も、全く持って論述となっていないのである。　「ファンデーション云々」と言っているが、もしそれが影響を及ぼすのなら・・、その危険性があるのなら防止するのは極々当たり前の事なのだ。　それは、巷に数多く設置される『飲酒運転撲滅』の看板と同じなのである。　周囲に悪害を与える恐れがあるものは、禁止してその危険を取り払っていくのは至極当然の事だろう・・。

なぜ、『禁止看板』が掲げられる・・という事は、人の行為を制限させる根拠となり得るのか？　それは、管理者である地元自治体が民間人の行動を制限するという事は、余程の事がない限り行なわれないからである。　その“余程の事”とは過去に制限を定めなければならぬ程の実害や被害を受けた事、そしてそれにまつわる苦情を数多くの利用者から受けた事、『その筋の専門家』の圧倒的多数が制限を定める事を勧告した・・という事の“3つの条件”が揃って初めて検討項目として取上げられ、それに対しての論議をした上で制限が設けられるからである。

この“3つの条件”を『犬連れ登山』に当てはめて検証してみよう。　１つ目の『その行為によって蒙った実害・被害』であるが、ディステンパーなどの感染症や疥癬などの寄生虫病などは『犬連れ登山』の横行する地域でのみで発生し、またその行為が行なわれる以前は発生した事例がない事などから、感染源は連れ込まれた犬だ・・とほぼ特定された事。　そして、その為に野生動物のコロニーが消滅した事実が数ヶ所で確認されている等、多大な被害が発生している事である。

2つ目の『他の利用者から出される迷惑や不快に対する苦情』では、他の利用者の大多数が『犬の連れ込み』を不快と感じ、咬みつきや飛び掛り、吠えかかり、所有物の汚損（車やテントなどの汚損）などの人身的な被害を受けての苦情が殺到している事。
糞の放置や植生地の踏み荒らしなど、『犬の連れ込み者』の見るに耐えない行為が見受けられる事。
そして、『人間のモラル』といった観点で考慮しても、「自然界へのペット犬の持ち込みは許されない」と考える人が圧倒的に多数を占めている事などである。

そして最後の『専門家による検証を経た上での勧告』であるが、多くの『その筋の専門家』がこぞって「自然界へのペット犬の持ち込みは感染症やストレスなどの要因から野生動物の生存の脅威となり、最悪は貴重な稀少動物種の絶滅を引き起こす可能性がある」と警告を発しているのである。　また、裏磐梯などの調査で、『犬連れ登山』の横行山域では野生動物の確認生態数がほぼゼロとなるなど、『その筋の専門家』の説の証明も成されている。　ちなみに『その筋の専門家』とは、生態学や免疫学、感染・細菌学の専門家の事で、犬のブリーダーとかペット飼育の専門家などではない事位は理解できるだろう。

即ち、3つの“言い逃れ”の出来ない要因があって『禁止看板』が立てられているのである。
それを従わない・・というのなら、もはや“従う意思のない犯罪者”として刑罰を科して排除する以外に手はないのである。

もし、私の好きな『写真を撮る行為』が「自然に悪影響を与える為、止めましょう」との看板が立てられたとしたなら、私はそれに従う。　『禁止看板』が立つ・・という事は、写真を撮る事が『過去に野生生態系に多大な被害を及ぼした実績』があり、写真を撮る事が『周囲の圧倒的多数の不快を招き、苦情が多い』という事で、しかもその筋の専門家の圧倒的大多数から、『写真を撮る事は自然環境に悪影響を及ぼす』と指摘されている“状態”であるからだ。　だが、写真撮影に関しては、そのどれにも当てはまらない（まぁ、撮影者のマナー違反は指摘されているけどね・・）のである。

なぜ、従わねばならぬのか？　それは「もし事故が起きたなら、決まり事を守らなかった者はキチンと責任と負い償う事ができるのか？」と問い返せば、全てがひっくり返ってしまうからだ。　だが、このクズ共は規制に従わないどころか、規制を定めた管理者を「何の権限も根拠も挙げずに人権を侵害する横暴」となじる。　

その暴言に続く言い訳も、醜く汚いウソにまみれているのである。　このクズ共がなじっている『禁止を主張する者』に「根拠がないが、とにかく禁止だ」などと言う者は一人もおらず、全ての者が「生態学の専門家も警鐘を鳴らす程に生態系に対して影響が有り得る・・」、「周囲の者に不快と危険と迷惑を与える行為だから禁止なのだ・・」などと、『根拠』をキチンと述べているのである。　ハッキリいって、「オマエの脳ミソの方が、シャブ（覚せい剤）に犯されて狂っているんじゃないの〜」と言いたい位である。

コレだけ言ってもまだ認めようとしないクズ共に対して、更なる言い逃れのできぬ『根拠』を示していこう。
それは、周囲の人に対する『人身への被害』である。

• ◇「犬をつながずけが負わす　飼い主の女性逮捕」
  　飼い犬をひもから外していて、住民にかみついてけがさせたとして、愛知県警東海署は27日、犬の飼い主で、（中略）容疑者(43)を傷害の疑いで逮捕した。同県から再三の指導に従わず、約２年4ヶ月に計9回にわたって住民にけがを負わせたのは未必の故意に当たるとして異例の逮捕に踏み切った。
• ◇「ほえた犬、飼い主の代償440万円」驚き転倒、骨折 横浜地裁が賠償命令
  　犬にほえられ転倒し、骨折したとして神奈川県鎌倉市の女性(71)が飼い主の男性相手に約610万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が30日までに横浜地裁であった。末永進裁判官は「飼い主には犬がみだりにほえないように調教する注意義務がある」として、男性に治療費など約440万円の支払いを命じた。
• ◇「土佐犬にかまれ死亡」　神奈川の66歳男性
  　15日午後9時ごろ、神奈川県松田町松田庶子で「男性がいぬにかまれて大量出血している」と119番があった。消防が駆けつけると、男性は道路わきですでに死亡していた。
• ◇「犬は凶器　傷害罪で飼い主起訴」かみつき事件
  　今年（2003）1月、名古屋市中川区で散歩中の男性が、引き綱を外された闘犬用に犬にかまれて約3週間の怪我をした事件で、名古屋地検は4日、飼い主の（中略）容疑者(64)を傷害罪で起訴した。
  　警察の逮捕・送検時の容疑は重過失傷害だったが、引き綱を外した犬がこれまでに約10回、人や犬をかんでけがさせており、松原容疑者も「多少のけがであれば治療費を払えばいい」と供述したため、過失ではなく故意と認定した。飼い犬が「凶器」とされたのは極めて異例。
• ◇「3歳児、犬に襲われ重傷」 明石の公園　散歩の男逮捕へ　体長80センチ、首の鎖外れ
  　28日午後2時15分ごろ、兵庫県明石市の県立明石公園で、（中略）○○ちゃん（３）がしゃがんでいたところ、(中略）無職男（27）に連れられた犬に突然襲われ頭をかまれた。犬は男性らが取り押さえたが、○○ちゃんは2ヶ月の重傷。明石署は男性を過失傷害で逮捕する方針。
• ◇「犬の鳴き声で睡眠不足」名古屋地裁 102万賠償命令
  　マンションでの飼育が禁じられている犬が原因で慢性的な睡眠不足に陥ったとして、名古屋市中村区のマンションに住む男性が飼い主を相手取り、犬の飼育禁止と262万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が15日、名古屋地裁であった。
  　岡田治裁判官は「犬の鳴き声で睡眠不足に陥ったと認められる」として、飼い主に102万円の支払いを命じた。

これらは、飼い犬による人身への傷害事件のほんの一部であるが、“山に犬を持ち込む・・”という事は、これらの事が山中でも起こりかねないのである。　そしてこれらの事件は、ほとんどが『引き綱なし』・・いわゆる“ノーリード”なのである。　山中では、人間でさえも手足4つの肢体の全て使ってでないと越えられぬ箇所も存在するのである。
即ち、常時リードをする自体が物理的に不可能である・・と言っても過言ではないし、その行動中のほとんどが言うまでもなく“ノーリード”なのである。

そして、山中においての自然界の生物にとって“外敵”であるペット犬は、常に生息する獣からの威嚇を受けているのである。　要するに、連れて来られた犬自身が自然界に生息する獣達の威嚇によって怯え慄き、精神的にズタズタの状態である・・って事だ。　それに加えて4足歩行が不適・不可能な山道を歩かされた上に、人間のクズによってハシゴや崖などの通過を無理強いさせられる・・。

このように精神的にダメージを受けた状態に置かれたならば、犬は縄張り主張の行為である“マーキング”を繰り返し、少しの物音に吠え、防衛本能から周囲に対し威嚇行動を繰り返す事だろう。　周囲の見知らぬ登山者がもし身構えたなら、飛び掛る事が大いに有り得るのである。　それに対して、「こんなに可愛い犬に対して身構える人間こそがオカシイのだ・・」と答えるつもり？っていうか、キチガイ共はこの文言を真顔で主張するのである。

先程に「これらの事（ペット犬による人身傷害事件）が山中でも起こりかねないのである・・」と記したが、実を言うと実際に事件は起こっているのである。　大きな事件では、飼い犬にハシゴ登りを無理強いした人間のクズ自身が咬まれて瀕死の重傷を負った（報いを受けて死ねばよかったのに・・）という、祖母山での事件がある。

祖母山の事件は自業自得であるのだが、これがもし『他の人が巻き込まれた事件』だとしたなら取り返しが着かない事になるのである。　もう、必然の故意による殺人や殺人未遂罪が適用される事だろう。　そして、周囲の他の登山者が巻き込まれた“最も恐れている”事件も少なからずあるのだ。

私が8年位前に福島の吾妻山系を縦走した時に見たものだが、《浄土平》の掲示板に「ペットの持ち込みの自粛のお願い」という張り紙があった。　そこに、「犬を連れ込む事は他の登山者に迷惑をかけるのでやめましょう・・。　咬まれたり、吠えかかられて、他の登山客がケガを負う事も考えられます・・（このような文だったと思う）」とあった。

その下に事例として、『登山者が連れて来た大型犬に吠えられて驚いた少女が転倒し、石で指を打ち骨折した事例』が記してあったのである。　また、インターネットの掲示板で見たものだが、「安達太良山で、ノーリードの犬を振り払おうとした登山者が犬に飛び掛られて転倒し足を挫いた・・」とのネタもあった。　

同じく、インターネットの掲示板で見たものだが、「丹沢のヤセ尾根でノーリードの大型犬をつれた人間のクズ野郎と遭遇した際、犬が突っかかってきたら刺してやろう・・と懐にあった登山ナイフを握りながらすれ違った・・」などの証言もあった。　要するに、ただでさえ逃げ場のない痩せた稜線や鎖場で犬と遭遇した場合、飛び掛ったり咬みついたりするかもしれない犬への対処を足場の悪い場所でせねばならぬのである。　そして、もしそんな事が起こった場合は滑落する危険がバカ高くなるのだ・・。

もし事が起こったなら、必然の故意による傷害や殺人そのものではないか！　見ず知らずの人の命を奪うかもしれない悪鬼非道な行いなのだ！　『犬連れ登山』は・・。

そして、最悪のケースとしては未然に防がれた事だそうだが、実際に死亡事故につながりかねない事も起こっているのである。　それは八ヶ岳の山小屋で聞いた話なのだが、八ヶ岳の横岳のハシゴを登っていた少年が上の犬の吠え声に驚いてハシゴから転落しかけて、下の父親にキャッチされる・・という事があったそうである。

転落の度合がどれ位の事かは定かでないが、もし私がその少年の親なら、この犬連れ登山のクソ野郎をタダでは済まさない。　恐らく、ピッケルの鉄の部分で顔面を殴り飛ばす事だ・・と思う。　過激な発言だが、もし当事者となった場合は笑って済ませれるか・・という事であるのだ。　親ならば相手を殺しかねない程の怒りを持つ事だろうし、それを否定する奴はつまらない『偽善者』なのだ・・と思う。

なぜなら、落ち方が悪ければこの少年は墜落死していたのである。　最悪の場合、人としての当然のルールを守らぬ人間のクズによって、自らの目の前で理不尽に自分の身内が殺されるのである。　これは、あの福岡の飲酒運転で子供3人を水死させた犯人と同じだろう。　もはや『犬連れ登山』は、“必然の故意による殺人も厭わない行為”と言ってもいいのである。

この犯人は裁判で、「追突だけであのように車が落ちる訳はない。　被害者も居眠り運転していた・・」と言い逃れの醜態を晒しているのである。　この犯人の言い逃れの醜態と比較すると、自然生態系を破壊し周囲の者に命の危険さえ及ぼす鬼畜たる行為を『愛犬家の権利』と嘯き、それに対して我々が怒りからの警告を発すると、「犬を怖がる奴が変」だの「観光開発を手掛ける地元や多くの登山者の方が自然を壊している」などと責任転嫁を捏ねる『犬連れ登山』のクズ共と性質が全く同じ・・だという事が解るだろう。

恐らくこれを見た鬼畜なる『犬連れ登山』のクズ共は「そんな事は起こるはずがない・・」、「（私の）虚言だろう・・」と言うだろうが、否定に足りうる『根拠』は全くもってないのだから・・。　それこそ、「そんな事は起こるはずがない・・」という『根拠』を出せ！と言えるのである。

また、“犬自体が上から落ちてくる”という事も想定されるのである。　ハシゴや崖や痩せ尾根など、犬が歩けない場所に人間のクズが私欲を満たす為に無理やり犬を連れ回すのだから、このような事故が起こっても何ら不思議ではないのである。　そして、大峰の《双門ノ滝ルート》では、実際にハシゴから犬が墜落している事件もあるのだ。
それも、「他の登山者パーティの隊列が、この墜落シーンを目にしている・・」、いわば“ニアミス”の危険な状態であったのである。

もし、体重30�sはある・・という成犬が頭上へ落ちてきたなら・・、それがこの《双門ノ滝ルート》のようなハシゴなどの難所だったとしたなら、ハシゴを昇っている者は全て転落死する事だろう。　事によれば、福岡の飲酒運転死亡事故以上の重大な事故を引き起こし、大量の人を巻き込んでいたかもしれないのだ。　私は思う。　“ニアミス”とはいえ、こんな重大な事故を引き起こしかねない事をした輩にこの先『生きる資格』はないと・・。　もし、私がその場にいたら、この輩に“責めを負って死ね！”と言うだろう・・。

クズ共は、よく「犬を連れて山に入る登山者たちは、犬を“飼っている”とは考えていない。　“犬と一緒に暮らしている”のだ。つまり犬はペットではなく家族である。」などという。　だが、そんなのはコチラの知ったこっちゃないし、自然環境とのつながりを考慮して言えば、『実害を引き起こした・・という証明付で、自然環境に害を及ぼす害獣』でしかないのだ。　ともすれば、他の一般登山者の生命に害を及ぼす危険すらあるもので、自然環境には絶対に持ち込む事が許されない存在なのである。

そして、「犬は家族」というなら、犬にも『人間社会のルール』を守らせる必要があるのだ。　「家族として愛情を注ぐ・・」と言うなら、飼い犬に他の人の不快な感情が及ばぬように計らうはず・・なのである。　だが、この腐った人間のクズ共は、自分の私欲を満たす為だけに、全ての者が不快と危険にさらされようが、野生動物が疫病により死滅しようが、到底人間とは思えぬ醜い言い訳に明け暮れてまでも、このクズ行為を正当化させようとするのである。

前の項目で叩いた『人間のクズの団体』の事務局長のクズ男が「犬禁看板があちこちの登山口に立っているのが現状だが、なぜ犬を連れて山に入ってはいけないのだと正面切って問われると答えに窮する。　こんな禁止のやり方しかできないのは手ぬるいし、涙が出るほど悔しい。」などと言っているが、我々は禁止の理由に何ら窮してはいない。　
事実はその逆で、この人間のクズ共がどれだけ証拠を挙げても、『犬連れ登山』が“私欲のためなら他の命を何とも思わない鬼畜たる行為”である事を認めようとしないだけなのだ。

実際に雷鳥のヒナが連れて来られたペット犬に咬み殺された事実を突きつけても、「登山者が同伴する飼い犬がライチョウを追いまわしたり野犬化するなど、こんな例は過去になかったとは言わないが、それは例外的な事例であり今はほとんどありえない」などと嘯いているのである。

こんな鬼畜でクズな輩が、カテゴリーで分けるなら同じ『登山者』である事・・、そしてこんなクズがいる為に登山者全体のマナー評価が貶められる事は、腸が煮えくり返るほどに悔しい。　そして、こんなクズの為に山の仲間達が被害や迷惑を蒙り、そして貴重な自然環境が破壊されていくのである。　不埒なクズ一人の連れ込んだ犬一匹で、その場の自然を完全に消滅させる事も起こり得る『犬連れ登山』・・。　我々は人類の誇りをもって、この悪鬼たる所業を完全阻止せねばならない・・と強く思うのである。

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平成20年 4月19日　　　　鬼畜たる人間失格者の主張を斬る　生態系破壊編

アクセス解析の『犬連れ登山ＮＯ！』を選択して参照先を検索すると、決まってあのクズ行為を奨励するサイトがトップに出る。
中でも、某キチガイ愛犬家団体の事務局長をしているという、おおよそ人間の思想・思考とはかけ離れていて、「もはや死んだ方が世の中の為じゃない？」というクズ男のコラムが、必ずといっていい程に検索ページの1ページ目に数サイト検索される。

普通の人間ならば、それを目にするだけで嫌悪感と拒絶感を感じるような身勝手を『権利』と主張し、「いくら被害がある」と証拠を出して訴えようが一切認めようとせず、そして他人に迷惑をかけようが他の命が迫害を受けようが、「法で禁止されていない（実際は、法的罰則は明文化されぬものの、目に付く行為があったり周囲が被害を訴え出たなら『不当・不法行為』として罰せられます）」などといってクズたる行為を続け、それに対して警告を発すると「過去に人間も自然を破壊しただろうが！」、「犬が自然を破壊するという証拠を見せろ」、「犬連れを禁止するなら人間全体の登山も禁止させろ！」と、正直言ってボコボコにシバいてやりたくなるような悪態を着き返す。　その様は、おおよそ人間として認める事ができない存在である・・と断言できよう。

そして、このクズ男が見るも無残な主張をコラム上に吐いている事を発見したので、これからは世の中に悪害を撒き散らすこのようなサイトの閉鎖に向けて行動を起こしていこう・・と思う。　またこのクズ男は、『犬禁看板』が置かれるなど明確に『ペット類の持ち込み』が禁止行為とされている国立公園指定山域を取り上げて、『犬連れ登山のコースガイド』をするという不当・不法行為を奨励しているので十分に規制の対象となるものと思うし・・。

まずは順次、このクズ男の無残な主張をコキ落としていこう。　最大の“山場”では、おもっきり笑える事になると思うが・・。
最初に主張している

だが、公園法15条で、「当該管理者＝公園管理者が必要と認めた場合は、罰則をもっての調整（規制）処置がなされる」とある。　つまり『当該管理者』たる公園管理者（地元自治体又は環境庁）が『犬禁・ペット持込禁止看板』を設置した・・という事は、当該管理者が『ペットの連れ込み』を不当・不法行為として認めたという事になるのだ。
そして、その罰則は「6ヶ月以下の懲役又は50万以下の罰金」で、れっきとした犯罪行為なのだ。

それに、第1条で『風致の維持』を目的として「優れた自然の風景地を保護するとともに、その利用の増進を図り・・」と謳っているなら、野生動物に被害を与える可能性が証拠付きで指摘され、高山植物の踏み荒らし目撃や雷鳥のヒナを咥えたペット犬が目撃された・・などと「優れた自然の風景地を保護する」事に逆行して極まる『ペット犬の持ち込み』は難く禁じられて然るべきなのである。　

第1条の条文では『風致の維持』に続いて「その利用の増進を図り・・」とあるが、その為にも「優れた自然の風景地を保護する」べくのルール規定の遵守、つまり皆が気持ちよく利用の増進を図る為にもルールの遵守が必要であり、山岳環境に害のある『ペット犬』の持込みはルールとして厳禁となる訳である。

だいたい、『禁止看板』が掲げられている場所で屁理屈や難癖をつけて守ろうとしない輩こそが、『頭がオカシイ』と捉えられて然るべきなのではないのか？　禁止を謳われていることに対して、なぜに根拠を求める必要があるのか？
それに原則論で述べても、『禁止看板』が掲げられている所で「法的根拠がない」と無視する事は正当な行為なのか・・って事である。　『禁止看板』が掲げられる・・って事は、その事に関連して実際に被害があったり、被害が周囲に及ぶ懸念が認められたから・・って事なのだ。

例えば、自然災害等での避難勧告や命令であるが、これは正しく周囲の土砂が崩れたり家屋が倒壊する「おそれ」や「懸念」があって出されるものである。　当然、数値強度的に根拠をもって示されたものではない。
そして、その勧告や命令を受けて、このキチガイ男のように「崩れる・・という根拠を示せ！」とは言わないだろう・・。
まぁ、従わないなら、『もしか・・』の時は倒壊する建物の下敷きになり死ぬだけであるが・・。

このように、自然災害において自らが対象となるならば、それこそ「勝手にすれば・・」である。
このキチガイ男が死のうがどうなろうが知ったこっちゃないからである。　だが、『犬連れ登山』の場合、身勝手な行為の被害が本人ではなく周囲に及ぶのである。　ペット犬からの感染症で野生動物が死滅したり、お花畑がペット犬の連れ歩きによる踏み荒らしで破壊されたり、ペット犬の臭いやマーキングに反応した大型野生獣の出没により多くの登山者の立ち入りが制限されたり、犬の噛みつきや飛びかかりによって他の登山者が怪我をしたり・・と周囲に被害を撒き散らすのである。

それに、山と離れた所にある役所の窓口でその知識があるとも思えない窓口担当を捕まえて問い詰めた所で、アヤフヤな答えしか返ってこない事は誰にでも想像し得る事である。　また、役所の窓口氏にしても、アヤフヤではあるが「ペット犬の連れ込みによって生じる自然環境への影響の恐れや懸念」を挙げて、『ペット持込み』は規制をかけるに値する・・と説明しているのである。　それを一向に認めようとしないのは、命の尊厳を何とも思わぬ天罰を受けるべきこのクズ共である。

ペット犬の飼育数が1000万頭になろうが、ルールはルール。　このキチガイ男の文言を真に受ければ、車の運転も運転者のやりたい放題が認められるようにルールを緩和すべき・・って事だな。　自動車の保有台数も1000万台以上あるぞ・・。
いや、もっとか・・。　だからといって、交通ルールを守らなければどうなるか・・、記さずとも解るだろう。
たちまち大混乱だ。　増えたら増えただけ、更に厳しい規制が必要となってくるのは世の中の常である。

根拠不明とがなっているが、生態系の専門家のほとんどが口を揃えて「野生動物の絶滅にもつながる重大な問題」と警鐘を鳴らす事を根拠不明とは・・。　ディステンパーなどの下界のペット犬の感染症にかかって、絶滅に瀕する野生動物の被害報告を耳にしてもペット犬の悪害を認めぬとは・・。　高山植物の踏み荒らしや雷鳥のヒナを咥えたペット犬が目撃された・・と言われても、なおかつこの行為を続けようとは・・。　ほんと、頭がオカシイとしか思えない。

管理者は犬連れ規制の理由に自然環境への負荷をあげる。　実は犬を連れない登山者からの苦情を受けて、手 っ取り早く犬連れを規制している例も幾つか見られる。　奥日光・小田代ヶ原、高尾山などがこれら自然保護口実 派に該当する。　こうした事例への有効な対策は規制ではなく、ほかの利用者の迷惑にならないマナーの遵守を 徹底させるための努力をすることだろう。 もうひとつの、彼らは、自分たちの考えが正しいという頑なな思い込み、自分たちの考えている自然保護こそがま さに正しい自然保護なのだという、偏狭な思想に捕らわれている。　ちょっと意地の悪い言い方をすると、利用者を 一段下に見る典型的な官僚的価値観の持主といえる。だから犬連れ登山者のまっとうな意見に耳を貸そうともし ない。　いったい彼らが考えている自然保護とは何なのか。と同時に、山岳地域の自然保護とは本来どうあるべき ものなのか。

専門家の検証により『ペット犬の連れ込み』が自然環境に有害だという証拠を挙げ、ディステンパーや疥癬による野生動物の死滅報告という実際の被害も報告されている・・というのに、それを認めないのはどちらか・・。　
明らかに自然環境に悪影響があるからこそ、このような被害が発生するのだ。　

また、「犬を連れない他の登山者の苦情を受けて動いた・・」というが、周囲の多くの利用者が迷惑と感じる事を規制するのは至極当然な事であるし、それを踏まえて考えても『ペット犬の山への連れ込み』は、苦情が入るほどに周囲に迷惑と嫌な思いを抱かせる行為だ・・という明白たる証拠が示されたとも言える。

本末転倒とはこの事。　上高地を例に取ると、飼い主が「皆もやってる」と糞を梓川に捨てた・・などと信じられない無作法がある・・などと苦情が入り、実際に自然環境に対して多大なる被害が報告され、あまつさえノーリードの犬に吠えらかかられての転倒・転落事故などもあるというのに、「他の利用者の迷惑にならぬようマナーの遵守を徹底させる努力をする事」とは、どの面下げて言っているのだろうか？　他の利用者は迷惑を感じるからこそ規制を訴えで出てるのだし、そして『ペット犬の連れ込み』自体が重大かつ悪意あるマナー違反なのである。

『ペット犬の連れ込み』に対して、これまでに多くの被害状況を公表し、多くの専門学識者による考察を踏まえ、実際に取り返しの着かない状況を数多く引き起こしているのである。　一例を挙げると

1. 連れて来られたペット犬の威嚇によるストレスなどが原因といわれる上高地のノウサギの絶滅危惧。

   　　　もし本当なら、取り返しの着かない事である。

2. 尾瀬近くの駒止湿原の一部乾燥化の原因は、ペット犬を連れた観光客の踏み荒らしが原因と認知されている。

   　　　湿原の土壌は一度破壊されると100年は再生しない・・と言われている。

3. 知床の観光客によって連れ込まれたペット犬のマーキングによるヒグマの出没騒ぎ。

   　　　絶滅危惧種であるヒグマはハンターによって『駆除』という名の元に射殺された。

   　　　また、これによって知床は1シーズン閉鎖となり、地元は多大な経済被害を蒙った。

まだまだあるが、ここで言いたい事は「犬を山に入れると自然環境に取り返しの着かない影響が出ると頑迷に信じている」のではなく、実際に被害があった・・という結果を踏まえての当然の被害防止処置なのである。　
逆に、これだけ明らかなる証拠や根拠、引き起こされた結果を提示しても、規制を唱える方々を「自然保護口実派」だの「偏狭な思想」だのというこのクズ男こそ、頭のイカレた偏執狂なのである。

また、そうまでして『犬連れ登山』を世間に認めさせたいなら、「ペット犬が自然に対し無影響である事を示せ！」という問いかけに対して、根拠を示してそれを証明すればいいのである。　だがこのクズ共は、自らに不都合な事には何ら答えを返そうとしないのである（被害が実際起こっているので、現実的には無理な事なのであるが・・）。　
面白いエピソートとしては、役場の担当との問答がある。

このクズ男の所属する不当・不法行為（犬連れ登山）団体が、『犬禁看板』の撤去を求めて新潟県のある町役場に押しかけた時の事だが、このクズ共の『自然界への犬の連れ込みが自然に悪影響を与える科学的根拠が出せないのなら看板を撤去しろ！』との要求に対して、町役場の担当氏は「逆にペットが入山する事で、生態系や自然環境に影響はないという科学的根拠はあるのでしょうか？」と問い返したという。

真にその通り・・。　もし、その行為を正当な行為として世間に認めさせたいのならば、役場の担当氏が述べるが如く「犬連れ登山は自然環境に対して害悪をもたらさないし、また被害をもたらした報告例も皆無だ・・」、「連れ込まれた犬は完全に飼い主による制御が可能で、万が一にでも周囲に被害を及ぼす事は有り得ない・・」と証明せねばならないのだ。　まぁ、野生動物のディステンパー被害が出た時点で、絶対無理だけどね・・。

被害が出て周囲や環境がその被害を蒙った時点で、規制処置を設ける事は“当然たる処置”となるのである。　
そして、役場などの『管理する側』は、これに一歩先んじた時点（他の地域で被害が報告されたり、被害が発生する危惧が生じた時点）で規制処置を定めるのがセオリーとなろう。　なぜなら『リスクの軽減』は、行政運営の根本的な事なのだから・・。

役場の担当氏のこの問いかけに対し、クズ共は「こうした影響の有無に関する調査と挙証責任は行動制限を課す管理者側にあり、こうした乱暴な反問は責任ある態度とは思えない」と意味不明な事を言ってるのである。
明らかなる『責任転嫁』である。　

それに、「ペット犬を連れ込む事での周囲・環境への影響」は今までに幾度となく生態学の専門家より公表されているし、調査も裏磐梯や立山などを例に挙げると解るように幾度となく行なわれているのである。　
即ち、規制を制定する側の『役場管理者』は、調査と挙証責任をキチンと果たしているのである。　
それを難癖をつけて従わないとするのなら、もはや「規則を守る意思なし」として罰則を加える他に手がないのである。

こんなヤクザ顔負けの難癖をつけるクズ共が、恥も外聞もなく「犬連れ登山者のまっとうな意見」だのと言うのである。
これらは明らかに難癖でしかないのである。　『まっとうな意見』と言うのは、今までの行為を恥じて「二度としない・・」と誓い、今までに引き起こした悪害に対して責任が取れる事はその責任を負い、取り返しの着かない事に対しては心の底から謝罪する・・っていう事をいうのだ。　そして、「これからは、そのように努めます・・」というのが『まっとうな意見』というのではあるまいか？

「いったい、彼らが考えている自然保護とは何なのか・・」というが、これだけの被害を出し、他人に迷惑をかけ、最悪は他人に怪我を負わせようが悪びれる事もなく、注意・警告を発する者に難癖や悪態を着いてまで『犬連れ登山』というふざけた行為をやり続けるのは一体何の為なのか？と問い返したい。

ルールに背き、周囲に悪害を撒き散らしている輩が「山岳地域の自然保護とは、本来どうあるべきなのか・・」とほざいているが、周囲や自然環境に悪害を及ぼす『犬連れ登山』や『自然界へのペットの連れ込み』は問答無用で禁止すべき・・という事は確かな事であろう。

その上で「どうあるべきか？」と問われたなら、私はこう答える。　山と自然を享受する全ての者は、「ルールを遵守する事によって、山と自然の恵みをわけてもらっている存在だ」って事だと・・。　これを全ての入山者が認識してルールを遵守し、より自然環境に対してのローインパクトを心掛ける必要がある・・って事である。

出たな・・、『オーバーユース』への責任転嫁が・・。　だったら、『オーバーユース』が叫ばれている今、なぜに人間単体よりも自然に対して影響やインパクトの大きい『犬連れ登山』が許される理屈となるのか？　数からか？　
やっぱり頭がオカシイわ・・。　

数で言っても、人間は大方この100年間に様々な山に入っていった。　だが、『犬連れ登山』が引き起こしたような生態系への悪影響を伴った被害報告はなされなかったのである。　まぁ、これは万に一つの奇跡だった・・と思うし、生態系への影響が人間にもあった・・としたなら、登山というカテゴリーは存在すらしなかっただろう。　
なぜなら、人間が山に入ると感染症にかかって倒れてしまうからだ・・。　しかし『犬連れ登山』は、近10年でこれほどに多くの害悪をもたらしたのである。

人間が自然環境に入る事は、自然環境にとって有害かもしれない。　そして、『オーバーユース』の問題も引き起こされた。　だが、これと『犬連れ登山』による悪害とは次元が違うのである。　その『次元の違い』とは、“環境を荒廃させる速度”である。　人間が100年間でもたらした被害の更なる上の被害を、『犬連れ登山』は短時間で引き起こす懸念があるのだ。　ともすればペット犬一匹と不埒な人間のクズの一組で、その場の自然環境が一晩で完全に破壊尽くされる懸念もあるからだ。

突き詰めて言うと、ペット犬の持ち込んだ感染病が蔓延したなら、その場の野生動物は死滅するのである。
現に、感染病（ディステンパー）の蔓延によって、裏磐梯のタヌキのコロニーが死滅している被害も報告されている。
恐らくクズ共は、その感染病ウィルスは「連れ込まれた犬が感染源だと特定されてない・・」と言い逃れをするだろうが、

1. 死滅したタヌキのコロニーの所在が標高1200ｍ以上という事

   　　野犬説（下界に縄張りを持つ野犬が高地を往復・・と言うのは矛盾する）や野生動物の下向説は否定される。

2. ペット犬が連れ込まれる事が多くなった近10年で発生した事。
3. 『犬連れ登山』が横行する山域（裏磐梯）で起こった事。
4. ペット犬が連れ込まれる以前は、このような感染症による野生動物の死滅は一切確認されなかった事。
5. ペット犬を連れ立った飼い主の撒いた餌（人工的な餌）が死亡したタヌキの胃から検出された事。
6. ペット犬と思しき首輪の付いた犬に咬まれてタヌキが負傷した事が目撃された事。
7. 1200ｍの高地に潜むタヌキが下界の犬の病気であるディステンパー・ウイルスに感染した事。

などから、「1200ｍの高地まで人によって連れ込まれた犬・・、即ち『連れ込まれたペット犬』が原因としてほぼ間違いない・・」と証明されているのである。　もちろん、このクズ共が主張するが如く、『科学的に・・』である。
また、木道を外しての踏み荒らしで、一夜にして湿原が滅ぶ可能性もある。

もちろん、『オーバーユース』はそれとして対策が求められるのは言うまでもないし、実際に人間に対しても規制がかけられ始めている所もある。　いい例として、大台ケ原の入山数制限案（休日40人、平日30人の予約入山制にするとか云々言っていた・・）が挙げられる。　その『オーバーユース』への対処としても、以上の如く述べたように人間単体よりもはるかに影響の大きな『ペットの連れ込み』は制限されて然るべきなのである。

全くもって、『身勝手なる人間のクズ』としか例えようがない。　その開発された登山道や山の施設を目一杯使いながら、自らの非難されて当然とも言うべき行為を糾弾されたなら、環境の荒廃は地元を中心とする観光開発業者のせい・・か。
もし、目の前でこんな事を言ったなら、間違いなく半殺しにあっているな・・。　まぁ、本音で言えば、全殺しにしても飽き足らないんじゃない？ってトコロでしょうな・・。

そら、そうであろう。　自らの“鬼畜”という以外に例えようがない最低・最悪たる不当・不法行為を棚に上げ、「環境破壊したのは、自然環境保護と嘯くオマエら地元民や登山団体が引き起こした観光開発のせいだ・・」とのたまっているのだから・・。

それに地域産業云々で考えても、地元にとって貴重な財産である観光資源をこんな不法行為で荒らされるのは感情的にも許せないだろう。　言わば、店先の商品にドロをぶっ掛けて評判を落とすような事をされてるのと同じである。　
なおかつこのクズ共は、「そんな事はヤメロ！」と言うと、訳の解らない悪態を捏ねて責任転嫁をするのである。　
どんな人間でも、ボコボコにシバきたくなるよね・・。　

対策とは本来そういうものだろう？　多くの関係者が共感でき、その参加活動に意義をなし、広報宣伝上も効果があり、短期的に成果が見えると好ましい・・と思える施策が『意義ある対策』ではないのか？　
「山のルールを遵守してローインパクトを心がけ、いつまでも自然を守っていこう・・」とする事は、オマエらクズ以外の全ての者が共感できる事であるし、その活動に参加する事は大変充実した意義の高い事である。

また、「自然を守りたい・・」と思う気持ちは広告云々ではなく自然に湧き出る感情であるし、それに相反するルール無視の最たる行為である『犬連れ登山』を忌み嫌い拒絶するのも当然の感情である。　そして、『ペットの連れ込み』の厳禁を守る事で短期的に効果の現れだした所も数多くあるのだ。　例えば、犬の気配に怯えていたオコジョや雷鳥のツガイが見かけられたり、犬による踏み荒らしが目撃された所にムシロを敷いて植生の回復を促したなら、植物が再び芽吹いたり・・などである。

それをこのクズ男は、『ナンセンス』とのたまっているのである。　ほんと、キチガイを通り越して哀れさえ感じる。
「表面的な施策で解決するはずはない・・」というが、だからといって何もせず手を拱いているのは本末転倒だし、あまつさえ「何もしない・・」どころか、より自然環境を荒廃させる行為である『犬連れ登山』をする事自体、トチ狂っているとしか思えない。　

「まずは、できる事から始めよう」、これがあらゆる事の第一歩である。　環境で言うのなら、次に「環境に対して害悪がある・・と認められる行為はルールを制定して排除していこう・・」、「ルールを堅持して、お互いが気持ちよく登山という行為を楽しもう・・」という風につながっていくのである。

その上で、近10年で数多くの被害が報告されている『犬連れ登山』や『自然界へのペットの持ち込み』が、『山岳環境が荒廃する原因の一つとして最近問題視されている事』として認知されてきているのである。
もちろん、被害を引き起こすような弊害のある行為は、ルールによって制限されるのは世の常である。
今足りないのは、罰則を加えてでもルールを守らせる・・という強い節度だという事だろう。

全てがルールを守る人間だったなら、利用者が増加してもやぶさかではないのである。
危険なのは、このクズ男のようなルールを守らぬクズな輩が、利用者が増える事で比例的に増加する事である。　全ての者がルールを遵守したなら、『オーバーユース』がやってくる時期を10年、100年と先延ばしする事も可能である。　そして、その間に効果的な方法が発見されるかもしれない。　だが、一人のクズがルール無視をしたなら、下手すれば一晩でその場の自然環境が破壊される事もありえるのだ。　これは、先程にディステンパーを例に挙げて説明したと思う。

で、最も笑えるのは、この文言である。　霧ケ峰在住の某キチガイ愛犬家団体の会員の輩に自らの主張が有利になるように言わせたものか、悪意を持って文を改変したか・・のどちらかだとおおよその見当はつくが、その受け答えには矛盾に満ち溢れているのである。

この文言の最大の矛盾点としては、この『土地の所有者』は、国定公園にも指定されている景観区域である《八島ヶ原湿原》を所有しているのか・・って事。　まずは、この時点でホラである。　景観区域で、なおかつ自然保護地域に指定されている湿原地を所有している・・と言った時点でマヌケそのものである。

たぶん、クズ共は揚げ足を取りにくるだろうから、その屁理屈を防止する為に一言書き加えておこう。
収容されるのは、「景観区域」で「自然保護区域」として指定されている地域である・・という事。
例えば、原生林区域や湿原地域、高山植物涵養地域など。　国定・国立公園には私有地は存在するが、これらに指定されていない事が前提である・・という事である。

仮に土地所有していたとしても自然保護地域として指定された時点で収用されるし、これが行なわれなければ国定公園として管理できないのである。　なぜなら、保護施策を打ち出そうとしても、手出しの出来ない『他人の私有地』となるからである。　また、所有しても何ら利益の上がらない土地（自然保護区域に指定され、あらゆる行為に対して制限をかけられた湿地帯の土地）をいつまでも持ち続ける地主・・ってのも矛盾しているしね・・。

それに対して、周囲の居住区域に関しては犬を連れ歩く事を何ら制限されている訳でもないし、麓の住民が居住区域まで『鳥獣保護区域』（この指定は鳥獣に対して危害を加える事を禁じたものであり、自然地域の保護の目的で土地形状の変更などの禁止を謳った公園法の規制とは次元が違う）の指定に対して不平を言っているだけのものであろう。
たぶんこの文言は、自らの主張に有利になるように、麓の住民の答弁を高層湿原地域の《八島ヶ原湿原》に置き換えたものだろう。　あまりにも頭がお粗末である。

そして、鳥獣保護区の指定を渋る理由を抱くのは農業を生業とした土地の所有者ではなく、衛生的な責任を放棄しペット連れの客を捌く不埒な宿屋や、都会よりペットを連れて移住してきた者達であろう。　むしろこんな不埒な宿屋などは、衛生的な責を問いただし営業免許を剥奪する位の事が求められるのである。　また、新たに越してきた者に対しても、明らかなる不法行為（自然保護地域や鳥獣保護区域へのペット連れ込み）に対しては断固たる処罰が求められるのである。
要は、ペットを飼うのならば、周囲に迷惑をかけぬという人として最低限の決まり事は遵守せよ・・という事である。

そもそも野生動物が農作物を荒らす理由は、移入種によって追われた・・、又は自然の植生が破壊されて食うものがなくなった・・って事である。　その原因の一つに居住区の住民によるペット犬の飼育放棄や逃走による野生化（移入種と同じ問題となる）や、連れ込まれた外来種（ペット犬）からのストレスによって行動域を狭められ餌を摂取できなくなった、又は野生動物の餌となる植生地帯が連れ込まれた犬の糞尿によって被害を蒙ったって事が考えられる。
もちろん、過ぎたる開発行為も原因の一つとなっている事は否定のしようもないが・・。

これは、栃木県の皇海山でも同じ事が発生しているのである。　皇海山の天然記念物・カモシカが外来種であるニホンジカに追われ、その個体数が減少しているという。　その理由は少なくなった餌場をニホンジカに奪われ、餌を取れずに飢え死にしているから・・という。　なぜに餌場が減ったか・・というと、容易な登山ルート（沼田ルート）が開発されて、それ以来犬を連れ込む不埒者が増加したから・・だという。　その犬の糞尿が土壌に悪影響を与え、シカの餌となる草や芽が育たなくなったのが原因なのである。

証拠もある。　沼田ルートが開通する以前も、皇海山は『百名山』として人気のある山であった。
当然、多くの登山者が訪れる山域だったのである。　だが以前は、カモシカの個体数の減少などは一切の懸念がなかったのである。　しかし、沼田ルートが開かれて犬連れ登山が横行しだすと、途端にこのような問題が発生したのである。
これは、『犬連れ登山』によって連れ込まれたペット犬がカモシカの個体数減少の原因である・・と、高い可能性をもって示されるものであろう。

そして笑えるのは、「地元の人間は食害を防ぐべく、増えすぎた野生動物を保護ではなく駆除してもらう事を望んでる・・」などと、キチガイのホームラン王のような高尚な御発言をされている・・という事だ。
そして、この後にこの文言が続くのだろうな・・。　「増え過ぎた野生動物を駆除・間引きすべく、『犬連れ登山』を活発に行ないます・・」ってか。　その後に、「野生動物の駆除には、犬が持ち込む病原菌がよく効きます。　それはもう、上手くいけば一晩で野生動物の棲みかを全滅させる威力があります。　これで、地元の皆様は食害に対してひと安心・・」って続くのだろうか。

まぁ、このようにあまりにもふざけていて、周囲に害悪を及ぼす悪しきサイトやコラムは、存在そのものが否定されるべきなのである。　私は、近々このサイトを『有害情報発信サイト』として、然るべき所に対処申請を出すつもりである。
このサイトの社会における不法・不当性を訴えて（もちろん、山岳地域でのペットの連れ込み禁止を謳う行政の注意書きや、石川県などではペットの連れ込み禁止を定めた条例に抵触する犯罪行為である事とか、私が知る限りの『犬連れ登山』によって引き起こされた被害を添えて）、このクズ男のウェブ上でのＩＤの剥奪とサイトの消去を求めるつもりである。

その行為によって多大なる被害が発生していて、また放置すると更なる被害が起こりうる行為なのだから当然としてせねばならぬ事と認識する。　言わば飲酒運転をし、「飲酒運転が必ず事故を引き起こすと証明しろよ・・」などと同様の事を言うキチガイは、ウェブ世界から消去せねばならないと強く思う（ホンネを言えば、この世からも消えて欲しいと願うし・・）のである。


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平成20年 3月16日　　　　夜行列車の廃止に思いを馳せて・・

3/15のＪＲ時刻改正をもって、また華やかな存在であった寝台列車が廃止されていった。
かつては「日に30本以上あった・・」という寝台列車も、今や東京口で4本と大阪口で1本を残すのみとなっている・・との事である。　まぁ、運賃に加えて最低のＢ寝台でも6300円も取られたその上に特急料金と来たなら、いくら鉄道好きでも敬遠せざるを得ないのである。　このような料金設定では、「利用しようにも出来ないな・・」というのが本音であろう。

今回廃止になるのは、『オリエント急行』の別名高かった東京〜大阪の寝台急行【銀河】と、大阪〜長崎・熊本の寝台特急【なは】・【あかつき】である。　私自身としては、これらの列車が廃止となっても特段の“痛手”はない。
なぜなら、この列車達が運行されていた区間は、少し考えると別の割安の移動手段をすぐに思い浮かべる事ができるからだ。　【銀河】を例に取ると、東京〜大阪では夜行ハイウェイバスの利用で料金が最安で4300円（’08現在）と、【銀河】の寝台利用の1/4の料金で済むのである。

そして今更、これら消え行く列車を追いかけて“お名残り乗車”や駅に出張っての撮影などもする気はない。
もちろん理由は、“お名残り乗車”などという無駄金を使う気は毛頭もないし、また見送りの鉄共の混雑に紛れてむさ苦しい思いもしたくないからである。

そういう私も、ここ数年は寝台列車を利用する事があったかなぁ・・と思う。　今年の正月旅行は寝台特急【日本海】で青森から帰ってきたし、過去にも祖母山への行きに寝台特急【富士】を、帰りには【あかつき】号を利用したっけかなぁ・・と、寝台列車への関わりを思い浮かべてみた。　すると、料金割高で所要時間が大いにかかるなど、とても“使えたものではない”寝台特急の利用価値がたった一つではあるが頭に思い浮かんだ。

それは、働く身となった私の数少ない旅行時間を最も有効に使える移動方法なのだ・・という事である。
以前の長期放浪の旅をしていた頃の私ならば、こんな割高な料金の列車は想定すらしなかっただろう・・。
だが今は、勤めを終えたその日の夜中に出発して、ともすれば勤めに出る週明けの朝早くに戻ってくる・・という際限までの時間を使った旅行程を企画したりするのである。　そうでもしなければ山などにはいける訳もなく、また各地に散らばる景勝地を訪ねる事も叶わないのである。

長期の放浪の時はマイカーを使って各地の登りたい山の麓までアプローチしていたが、勤め人として戻る期日が定められた身の上となった今は時間が読めない「マイカー」は使い辛く、また運転の疲労やガソリン代や高速代を考えるとあまり有利とも言えないのである。　従って、長距離の旅を中心に、『レール＆レンタカー切符』を使っての旅が今の私の主流となっている。

これらの事から考えると、寝台列車は必要ないが夜行列車は大いに必要とするのである。
そして、以前に祖母山に向かった時の帰りに利用した寝台特急【あかつき】号の事を思い返してみる。
あの時は寝台を使ったのではなく、1輌だけ連結されていた『レガート・シート』の指定席車に乗車したのである。

この『レガート・シート』車は夜行ハイウェイバスの座席のように、ほぼ水平にリクライニングできる座席が配置された車輌である。　水平近くまで座席を倒すと、もう寝ているのと同じである。　これで料金は、指定席料金分の510円の割り増しのみである。　この事実を知ると、寝台料金を払うのがバカらしくなってくる。

だが、この車輌は座席スペースを広く取らざるを得ないので定員が少なく、しかも1輌コッキリである。
また、この車輌が連結されている寝台列車の方が少なく、鉄道当局に「利用してもらおう・・」という意思が全くない・・と断言できる扱いなのである。　そして鉄道当局により、「利用客が少ない」という理由で寝台列車を含めて次々と夜行列車が運行廃止に追い込まれて行くのである。

まぁ、鉄道当局の思惑を代弁すれば「便利極まる新幹線に乗ればいい・・」のだろうが、それに対応した旅を年にそう何回も企画する事は叶わない。　なぜなら、稼ぎが少ないからだ。　でも、貧乏人だろうが何だろうが「旅はしたいし、続けたい・・」のである。　「だから・・」である。　この事を声を大にして言いたいのである。

それは、「新幹線に入れ込むのも結構だが、在来線にも少しは目を向けろよ・・」って事である。
何の努力もなしに「利用客が減少したから・・」とジリ貧となった在来線を縮小する前に、少しは努力して足掻いて見せろよ・・って事である。　例えば、現行のＢ寝台料金を6300円から2500円程度に下げるだけで、かなりの乗客が戻ってくるのである。

なぜなら、旅人や学生を中心とした利用客は、新幹線での移動を心情的にあまり好んでいないからである。
こういう連中は料金もさる事ながら、移動手段である鉄道に旅の“心地よさ”や“癒し”を求めているのである。
従って、料金を下げて『新幹線』より安くなれば、必ず戻ってくるのである。

それに加えてシーズンの多客期には、寝台編成に加えて自由席の座席車やゴロ寝可能のカーペット車の編成とすれば、そして企画切符での割引の対象にするなどしたら、バスやマイカー、新幹線に流れていた乗客もいくらかは戻ってくる事だろう。　なぜなら、シーズンの帰省ラッシュでの高速の渋滞はもう『地獄』の一言であるし、『新幹線』にしても自由席の『すし詰め地獄』は尋常ではないからだ。

季節運行で構わないので、編成の全てが『ゴロ寝可能のカーペット車』か『レガート・シート車』を使用した夜行列車を仕立てれば・・、そしてそれを指定席料金の割増だけで提供すれば、鉄道の旅を愛する者はきっと応じてくれるはずである。
もちろん、「本当は新幹線に乗りたくない派」である私を含めた潜在的な『鉄道旅好き』は、かなりの数に及ぶ・・と思うからである。

そういう『努力』をした上で『刀折れ・・、矢尽き・・』となったならば・・、そういう思いを感じ取れたならば・・、私も今回廃止となる列車の惜別に足を運んだろう・・と思う。　だが、それが感じられぬこの廃止劇に、あまり情感が込められなかったのである。　でも、とりあえず“消えゆく英傑たち”、そして“かつて憧れて止まなかった列車たち”に・・、憧憬と感謝の思いの花束を・・。

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平成20年 2月17日　　　　甘える『弱者』を救うのではなく　
　　　　　　　　　　　　　　現在と今後を見据えた税・保証体系を考える・・　その2

それでは、前回の予告通り、『自動車税』について考えてみよう。　この『自動車税』であるが、目標は現行の『半額』である。　そして、出来ればガソリン税や年金貯蓄のバックアップにも回し、消費税の5％維持を達成できればいいかも・・と思う。　だが、この文章を見る者は「コイツ頭が狂ったのか？」、「そんな財源が果たしてあるのか？」と思うだろう。
だが、私は財源も提示せずに、「高速道路の無料化」や「ガソリン税の引き下げ」などと耳障りのいい絵空事をガナる民×党のボケ共とは違う。　実現可能な財源をここに発表しよう。

今現在の自動車税の定義は、「車が走る為の道路建設・補修の財源」として課徴されている税金である。
それは今現在の社会において、車は生活・経済運営上では無くてはならない存在になっている事が理由となるだろう。　だが、自動車税のそもそもの始まりは、「車を持つ事は贅沢で、しかも排ガスを撒き散らす迷惑な存在」として課せられた税金であったのである。

そこに目をつけて考えると、「人が生きる上での必需品ではなく」、「生活に全く関係ない贅沢品」で、「街を汚す存在」、「他人に迷惑をかける存在」、「ともすれば人身に被害を加える事もあり得る存在」、「騒音を発生させる存在」、「自然保護地域など、護る必要がある自然環境にとって害のある存在」、「管理が不十分だと社会全体に迷惑や危害を与える存在」であるものに課税を行なえばいいのである。

それも、これだけ人の生活上に危害を加えるべき可能性が指摘されるのだから、『迷惑税』ともいえる懲罰的な重課税を課すべきものと考える。　その課税対象は、もうお解かりだろう。　それは、『ペット保有税』である。
不埒な飼い主が街の電柱や他人の家の壁などに犬の糞尿を撒き散らすと、その清掃費は人件費だけを見ても1時間1500円にもなるのである。　だから、この費用をそっくりそのまま払って頂く・・って事である。

まぁ、犬1頭当たり1500円×365日で547500円。　課税は一括支払い又は月分割という事で、割引してきり良く『犬1頭当たり年間50万円』とするのが妥当だろう。　その代わりペットの予防接種は無料とし、『吠え声』や『咬みつき』、『飛びつき』といった周囲の苦情を受けたなら、即刻に去勢・避妊手術や声帯除去手術、抜牙手術等を行なう。
もちろん、この手術費用も無料とする（但し、手術の拒否は犯罪として処罰する）。　

もちろん、猫や特殊動物にも周囲の影響度や迷惑度を考え、金額の加減をして課税する。
猫で年間10万程度（犬ほど周囲に危害・迷惑を加えない為）、アライグマやワニなどの特殊飼育動物も、その危害危険度を考慮して猫を基準に金額を定めて課税するといいだろう。

もちろん、もはや公認の職業としては行なわれていない狩猟犬や警備目的の飼育（警備会社が充実している現在で、この“言い逃れ”は到底認められない）も例外なく税徴収する。　なお、課税対象とならないモノは、籠の中や水槽などの“檻”の中で飼われ外に出す必要の無い・・と思われる動物類である。　例を挙げるなら、観賞目的の小型の鳥類や金魚などであろう。

税徴収を施行したなら、その税収で社会生活から「ペット犬による迷惑や損害」を取り除いていく事が求められるのである。　まずは、『ペット（ドッグ）パーク』なるペット飼育者専用公園を各行政区域に4〜5ヶ所設置（又はペット犬2000頭の飼育に対して1ヶ所≒全国5000ヶ所）し、全てのペットを飼育する飼い主の該当居住地に対応したその所在場所を書類にて告知する。　そのエリア内では、リードを解放しようが糞尿を撒き散らそうが罪を問わない事にする。
そして、その『ペッド（ドッグ）パーク』での人身事故も飼い主は責を問われない（つまり、そんな所で咬まれる奴が悪いって事）。

もちろん、この『ペッド（ドッグ）パーク』の選定やペット専用施設への改装費用は、この税金より捻出される。
また、『ペッド（ドッグ）パーク』には専属の清掃作業人を常備させ、糞尿の処理施設も建設する。
この費用も全て『ペット保有税』から賄われる。　まぁ、これだけの事をするのだから、その他の『公園』と名のつくあらゆる場所へのペットの持ち込みは厳禁とし、違反者は罰金・禁固・懲役等の刑罰を科する。

一番重いのは『自然保護地域へのペットの連れ込み』で、少なくとも5年以上の懲役と1000万以下の罰金を科す必要があろう。　理由は、『犬連れ登山　ＮＯ！』を見て頂ければ理解できるだろう。　街の公園の侵入などに関しては、公園の汚損や人身（特に子供）への危害の危険がある事から、傷害未遂罪なみの刑罰を科す事が求められる。
懲役3年を上限とした刑罰と300万円以下の罰金って所だろうか・・。　

また、糞尿による不用意な街の汚損も、15万以下の罰金刑に処する事が肝要だろう。
通行中における一般通行人の受けた被害に対しては、被害を示す公文書（例えば、医療診断書など）を添えた申告制とし、現行法の倍以上の懲罰で対応する（牽引〔リード〕がなければ“必然の故意”による傷害罪が適用され、それに応じて更に重刑罰を科す）。　また民事でも、被害者による賠償金や慰謝料の請求が行なわれる事だろう。

こうする事で、この文の最初に挙げた『ペット犬にまつわる被害や迷惑』の内の大部分はクリアする事ができる。
例を挙げると・・

となって、概ねの懸案はクリアできる。　残るあと一つの「管理が不十分だと社会全体に迷惑や危害を与える存在」に対してであるが、この税・刑罰体系を施行すると、不埒な飼い主によるペット犬の飼育放棄が横行する危険がある。
これの防止策として、全てのペット飼育世帯を台帳・データ化して税を搾取するのである。
即ち、全てのペットを台帳登録するのである（税を取るなら、当たり前の事であるが・・）。
また、登録拒否者や虚偽登録者には、1頭当たり500万相当の罰金刑＋禁固刑を課すのは言うまでもない。

その上で、飼い主より『死亡診断書』という公文書付きの『死亡届』が出されて台帳登録が抹消されない限り、延々と課税は続行される事にする。　交通事故などの事故による死亡に関しては、最寄の交番の警官に立会ってもらって証明書を発行してもらえばいいだろう。　 また、過失により逃げ出したケースに対しては、『飼育管理の責任放棄と過失』の刑罰を設け、上限300万相当の罰金刑を科す必要があろう（故意ならば上限の300万。　その他の場合は、過失割合により罰金額は考慮）。

これによって「飼育放棄したり殺したりしても無駄・・」って事で、困窮した飼い主による『ペットの飼育放棄』や『ペットの殺害』は概ね防げるだろう。　まぁ、アレだけ「ペット、ペット、可愛いや・・」とのたまう輩が、年間50万の支払いを渋りたいが為にペット犬を殺すって事は有り得ないだろうしねぇ（笑）。　これによって、ペット犬の野犬化が大いに防げるのである。

それと、飼えなくなり手放すケースについては、確実な処分法を提示する義務を課すのである。
例えば、『保険所引取りによる殺処分』ならば費用10万円を徴収する（当然、飼い主の身勝手により処分するのであるから・・）。　それで、登録台帳からの削除が行なわれる。　もちろん、当該年度のペット税は、処分執行日時まで課税されるのは言うまでもない。

もちろん譲渡に関しても、引き取り手共々による『ペット譲渡申告』が必要となる。　引き受け手の申告も必要とする事で、虚偽の譲渡処分が防げるのである。　登録手続きがなされないと延々と自身に課税がかかるし、また課税を引き受けた上でペットの里親になる奴もそうはいないとは思うけどね・・。

以上のように税と法体制を見直すと、街の生活環境はズバ抜けて良くなる事請け合いである。
この税の徴収を施行するだけで、「人が生きる上での必需品ではなく、生活に全く関係ない贅沢品」を持ち、しかも周囲に迷惑と危害を加える存在ありながら傍若無人な輩に対して、懲罰的な課税を実行できるのであるから・・。

税の徴収額に関してであるが、現在のペット犬の飼育は1000万頭以上という（1200〜1300万頭と言われている）。
概算すると1頭当たり50万として、ペット犬だけで6〜7兆円の租税が徴収できるのである。　
これに罰則・罰金などの付帯的なものや、犬以外のペットへの課税を加えると10兆円規模となろう。
『ペット（ドッグ）パーク』の建設などのペット飼育環境に税収の一部を使うとしても、8〜9兆円は残るだろう。
これだけの徴収額があれば、当初挙げた『自動車税』の半額化は元より、『ガソリン税』の軽減も夢ではなくなるのである。

だが、この税収も永久ではない。　なぜなら、この厳しい徴税と比例して、必ずペット飼育人口が減少していくからだ。
恐らく次年度は1/3、その次の年には1/5程度まで落ち込んでいる事だろう。　それに対しては、『ペット（ドッグ）パーク』の閉鎖・休止や元の公園への指定の見直しは必要であろう。

だから・・である。　税の無駄使いは厳禁となる。　『自動車税』に関しては永久的にクリアできる見込みがある（自動車の保有が3000万台として、1台当たり5万のドンブリ計算をすると1.65兆円の半額で8250億円となる。　これなら、ペット税の税収が1/8となっても可能）が、ガソリン税に関してはある事も加味して永久とはならない・・だろう。
いや、「なりえない」という方が正解だろうと思う。

それは、全世界が環境問題に対して厳しい対応を迫ってくる事が予想されるからである。
『ガソリンの使用』が、環境劣化の要因と見做されてきているのである。　これよりは、化石燃料使用による排ガスに対して、重い懲罰課徴金が課される事が予想されるのである。　その基準は『ＣＯ2』、即ち二酸化炭素排出量である。

今、この国の最高府である国会では、与党のアホ共が「ガソリン税は道路整備費用に必要だ！」とガナって無駄な高速道路の建設に走り、無責任極まる野党の更なるアホ共が「耳障りのいい選挙対策の為だけの財源を示さぬ絵空事」を『公約』としてガナる。　だが、全世界より環境対策の不出来を突っ込まれると、それどころではなくなるのだ。
懲罰的な『国際違約課徴金』として、莫大な金額を払わされる可能性があるのだ。　その備えとしても、この『ペット税』の初年度徴収額（10兆円）の半分はプールしておく必要があるのだ。

当然、『国際違約課徴金』が課徴されると、化石燃料の使用自体が制限を受けてくるのである。
それ故にいくら財源を示しても、『環境問題』が絡むと“追いつかない”のである。　もちろん、『国際違約課徴金』が徴収された後はガソリンを初めとした化石燃料は高騰し、環境に負荷の少ない燃料を使用する原動機への切換を迫られるのである。　その中で、“少しでも・・”の備えとして、徴収した税収をプールする必要があると思うのだ。


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平成20年 1月27日　　　　甘える『弱者』を救うのではなく　
　　　　　　　　　　　　　　現在と今後を見据えた税・保証体系を考える・・　その1

よく、『民意』として、『弱者救済』という言葉を耳にする。　そして、明らかに“左寄り”な論者のコラムが花盛りとなっているようである。　その中でも最も“左寄り”なものでは、「今までの構造改革は間違いだった・・。　それは、企業が安い労働力を手にするだけのもので、ただ単に昭和40年代の労働状況を持ち込んだだけ・・。　構造改革により民間の購買力は失われつつもある。　これよりは構造改革が過ちであった事を認め、規制緩和で切り捨てられた労働条件を向上させる手立てを講じるべきである・・」とあった。

だが、そうだろうか？　もし、この論者が言うように『構造改革』が“やってはならぬ過ち”であったとしたなら、「バブルで浮かれたままのあの状態でも、今の状況は乗り切れた・・」という事である。　「何の倹約もせず・・の浮かれたままの状態で世の中を乗り切れる・・」とは、「アホ言うのも大概にしろ！」と言いたくなる。

そもそも、何故に『構造改革』の必要が叫ばれたか・・というと、バブルが弾けて不景気の真っただ中に入り込んでしまったからである。　バブルが弾けた状態で勤労者に過保護な規制を掛け続けたなら、企業という企業はみな倒産してしまうだろう。　　諸外国の全てが規制緩和と倹約の方向へ向かっていく中、その流れに背くと国際競争力でも敗北を喫してしまうのである。　そうなれば、『今現在』も存在しないのである。　まぁ、『格差是正』だけにアタマが逝っちまっている御仁には、仕方のない事なのであるが・・。

要するに『構造改革』は、国際の経済競争に身を任せる中で必然として行なわれたものなのである。
即ち、満たされていた状態が行き詰った事によって、一律となるような規制を解いて全ての者に競争社会に身を置く事を義務づけたのである。　だが、その弊害も必ず現れる。　それは競争社会では、必ず『勝者』と『敗者』が生み出されるのである。　そして、その格差が大きくなってしまった事が、今日で言う『格差是正』を叫ぶ嵐となっているのである。

だが、『格差是正』を叫ぶ者は、言うなれば『敗者』である。　だったら、「何故ゆえに、必死に“負けまい”と喰らいついている我々が、自己に甘えて『敗者』になるべくしてなった者に救いの手を差し延べねばなならんのか？」とつくづく思う。
そして、「この『敗者』達は、物乞いをする前に『敗者』たる立場から脱出する方策を講じたのか？」、「今の困窮たる状況を打開すべく、何か努力をしたのか？」と問いたくなる。

なぜなら、この『敗者』達を救う為に『福祉』として供出される金は、それほど裕福でもない『必死に“負けまい”と喰らいついている我々』の支払った税金なのである。　それが「自分に向いた職がない・・」とニートに溺れる奴らや、今までに競争に打ち勝つ努力を怠った者へ『救済』という名目で配られるのである。　「賄賂に金が使われても、それは橋となり道路となるからいいが、こんな奴らの救済に使われるのはゴメンだ・・」と、私は強く思うのである。

今、しなくてはならぬのは、政治は「国際競争に立ち向かう力を育てる方策」であり、民間経済面では福祉の名の元に無駄な金をバラ撒くのではなく、極力までに公の介入を廃して民間に託す『小さな政府』の樹立と、それに伴って公租、即ち税金を減免していく事である。　それによって、「民間に『貯蓄』ができる世の中」に変えていくべきだ・・と思うのだ。

その中で、ある妙案が浮かんだ。　そのターゲットは今問題となっている『年金』と、生活上や経済活動の上でなくてはならぬものなのに、あまりにも高すぎる『自動車税』である。　まぁ、どこぞの野党が「コッチの水は甘ぁ〜いぞ」的な財源の裏づけのない方策を出しまくっていて、先程に挙げた『敗者』を中心にこの野党を持ち上げているようだが、もし『財源の裏づけ無き減免』をしてしまうと、数年後には完全に立ち行かなくなって『潰れる』憂き目を見る事となるのである。
「その事を解った上で、この党を支持しとるのかなぁ？　コイツら・・」と思う事がしばしばである。
私は、こんなカスの集まりとは違う。　キチンと、実現可能な財源も提示するつもりである。

まず『年金』に関して・・であるが、この制度は昭和40年代をモデルに構築された旧態依然たる陳腐化した制度で、今現在の状況に当てはめれば行き詰る事が目に見えているのである。　昭和40年代と今とを比べると給与・生活水準は段違いに高くなっているのである。　即ち、昭和40年代に当時の基準の安い年金を支払っていた者が現在の受給者となって、『今の高い生活水準を維持すべく・・』の年金額を要求する訳である。　

そりゃぁ、制度は崩壊するわな・・。　そして、その弊害を喰らうのは間違いなく、現在年金を支払っている我々の世代である。　その上に、今回の『社保庁』の支払記録紛失の不始末である。　こりゃぁ、私でなくても払いたくはなくなるわな・・。
年金支給開始年齢も、次々と後送りされていってるし・・。　「まぁ、崩壊するのも時間の問題・・」て所だろう。

だから・・である。　このような腐った制度はキッパリと廃止すべきなのである。　そして今まで払った『年金』は、これより語る新制度に引き継げばいいのである。　その方法は、一言で言えば『貯蓄生活社会』の構築である。
即ち、公に管理されていた『年金』を、国民一人一人の自己管理とするのである。

まずは国民の全てに、『満65歳の誕生日を迎えるまで、如何なる場合も払い戻し不可の当座預金』を作成する事を義務つけるのである。　そして、20〜30歳までは最低1万円、30歳台は2万円、40〜定年までは3万円を月々に引き落とさせるのである。　もちろん、最低金額よりの増額は任意で可能であり、また増額したものを最低額に戻す事も自由とする。

そして、失業しようがなんだろうが、口座に引き落としが可能である以上は問答無用で引き落とされるようにするのである。　逆に払いたくなければ、引き落とし口座に金を入れなければいいのである。　要は、全て自己責任の元での自由意志が尊重される訳である。

また、当座預金口座の受け入れ先は、民間の金融機関を自由に選ぶ方式でいいだろう。　そうなれば、預金獲得を望む金融機関はこぞってサービスや利率アップを提示してくる事だろう。　政府は金融機関の危機に対して、その元本の保証を講じるだけでいい。　金融機関にとってはいい財源となるし、また自己資本比率も上がる事から、企業などへの融資に対しても積極的になれる訳である。　即ち、お金が血脈の如く経済界の中で動くのである。

そして預託金額であるが、先程の年齢スライド方式での20〜60歳までの支払額は最低でも1080万となる。
それに当座の利率の高い金利が上乗せされて1500万程度となろう（“ドンブリ勘定”であるが・・）。
この1500万に消費税を財源とした預託同等額（即ち1080万）を付託して、最低額を合計2580万とするのである。

その上で、満65歳の誕生日と共に自由に引き出せるようにするのである。　また、支払いを滞った者に対してはそれに見合ったペナルティが『老後の生活』という形で現れるのである。　例えば、預託額が500万と基準以下の場合は、付託額もその金額に応じて落ちるので、併せて1000万＋利息にしかならない。　逆に余分に払い込んだ者には、それが倍に反映されるのである。

運営費用面に関しては、預託金額の管理と運営、支給の業務はこぞって民間の金融機関が引き受けてくれるのである。　この事によって、無駄な省庁への経費を省けるのである。　この事で『社保庁』（今は解体されたようだが・・）のような無駄な省庁に使う金はゼロとなり、恐らく毎年5〜600億の経費が浮く事だろう。　そうなれば、福祉財政である消費税の『5％据え置き』も夢ではなくなる（もちろん、次に挙げる財源も目当てにしているが・・）。

預託金の支給・管理に関しても、預託者たる国民が自分が支払った金額を確認でき、支給に関しても『65歳から自由に引き出しが可能』という事で、国民一人一人が老後の生活運営に対しての自己責任が要求される訳である（“メチャ使い”したらなくなるよ・・って事）。

あと、大切なファクターとしては、企業が払っている『年金』掛金相当額の扱いであるが、還元の方法としては2通りある。　1つは、ダイレクトに給与手取り額に繁栄させる方法である。　この方法を取れば手取り額が2〜3万円増える事となり、『購買意欲が高まる・・』というように経済的な効果も期待できる。　また、『貯蓄生活社会』を構築すべくのバックアップともなるのである。

もう一つの方法としては、社会保険負担金の増額に充てる事で社会保険の自己負担割合を減じさせる事も可能だ･･て事である。　現在の3割負担から、1割５分負担に減じさせる事も可能だろう（年金の分担相応額が社会保険に回るのだから・・）。　でも、その前に高すぎる医療費にメスを入れる事が先だろうけど・・。　まぁ、都会の医者に関しては、今の補助の半額でもいいでしょう・・。　地域医療確保の為に、僻地医療に関しての割増補助も必要だろうし・・（都会で医者をやっても儲からず地方の方が待遇がいい・・という状態を構築する必要アリ）。

また、預託金額の総額が確認できる事から、老後の生活設計に計画性を持たせる事ができるだろう。
支払いに関しても、世帯主1人当たりで最低2580万円は確保できるし、『今は夫婦共働きが当たり前』の世の中である事から、配偶者の方もそれに準じた金額を預託できる見込みがあるのだ（夫婦合わせると、現在の年金支払水準額の約1.5倍になる。　逆に『専業主婦』でも立ち行くような裕福な世帯には、手厚い保証はいらないって事も言えるし・・）。

そして最大のメリットは、満65歳で満期を迎える事でキチンと払った全ての者にまとまった金が手に入るという事だ。　一生涯の分として分けて使うのも良し、投機や事業資金に当てても良し、借金返済に充てても良し、資産運用をしても良し・・である。　つまり、老後における『生き甲斐』を保つ事にもひと役買える・・って事である。

その上で金融機関に豊富な資金が入り、これにより融資が活発化して経済の活性化が成されたならいう事なしである。　そして、手取り額の増額か社会保険の負担割合の軽減が期待できるのである。　また、政治的にも、無駄な省庁への歳出カットが合理的に行なえるのである。　最近の私の出した中では、かなり素晴らしい“ヒット案”だと思いません？　コレ・・。

『年金』だけに関しても長くなってしまったし、次の『自動車税』に関しても更に長くなりそうなので、コレに関しては“次回まわし”って事で・・。

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平成20年 1月13日　　　　続・人の持つ『力』を奪うもの・・

前の日記の記述で、その使用の妥当性を考えず安易にデジタル技術に溺れると、人の持つ大切な力を失っていく・・という事を記した。　その事は学習だけではない。　人間が生きていく上での、あらゆる活動に支障をきたしていくかもしれないのだ・・。　まぁ、先に『学習』を例題に挙げて記したのだが、コレだけとっても『今時の学生の能力低下が社会問題となっている・・』と、結果付きでその弊害が明らかとなっているのである。

そう、私の大好きな写真映像の世界でも、人の持つ『力』がどんどん奪われていく実情を目にさせられる。
失敗しても簡単に消去できる『デジタル』技術を駆使したカメラの出現と、その便利さに溺れた為に・・である。
このカテゴリーで奪われる『人の持つ力』とは、創作をする上で最も大切な『想像力』、如何にすると目的が達成できるか・・という『創意工夫の知恵』、それが可能なのか見極める『判断力』、周囲を見渡して情報を取り込み、それを取捨選択する『分析力』などである。　そして、その全てが目に見える形で欠落していったのである。

ここで、それを表すのに最も最適な例題を挙げてみよう。　それは、鉄道写真である。
ウェブサイトなどで見たデジタルカメラで撮ったこの手の写真を目にするにつけ、強く感じる事なのである。
それは老若男女を問わず全ての写真が、ほとんど同じ『完成形』のアングルなのである。　気味が悪い位に・・。

デジタルカメラで撮った鉄道写真は、ほとんど全てが例外なく上の絵図のようなアングルなのである（絵が下手なのはこの際問わぬ事にしようね・・）。　パソコンで絵を描いてみたがこれでもまだ甘い方で、実際は車輌の前面部分が画面の70％を占めているのである。　そして、鉄道車輌以外の“その他の情報”といえば、架線電柱であったり、線路であったり、信号であったり・・と、鉄道構造物以外に何も映っていないのである（少し誇張気味に言えば・・だが）。

ハッキリいって、背筋が寒くなる写真だ。　だが、撮影のファクターとなるものは全て満たしているのである。
例えば、長大編成の全てにピントが合っていて、なおかつ撮影時刻を問わぬ程に編成の最後までの明暗が撮られているのである。　裏を返せば、夜間に撮った写真でも明暗が昼間のように映し込まれているのである。

だが、『写真光学』という幾何学・物理学の分野に目を向けると、これらは普通に撮影したならば決して有り得ないのである。　なぜなら、物理学の一つである『写真光学』は、物理の定義に沿って全ての条件が“反比例の法則”の関係を成しているからである。

例えば、望遠で前面をドアップに撮ると、周辺のピントは圧縮効果でぼやけるか滲んでしまう。
要は、ハッキリ・クッキリとは写らない・・って事である。　明暗の出る写真を撮るとするなら、反則技のストロボ（使っちゃダメよ）を使ったとしても車輌前面のみにしかストロボ光が届かず、ましてや夜間に走行中の車輌が流れる事も無く、編成の最後まで明暗クッキリと映し出される事は有り得ないのである。

ここで、「感度を3200だの6400だのと上げていけば何とかなるではないか！」との反論があると思う。
だが、これも当てはまらない。　なぜなら、感度をそこまで上げてしまうと全体の映像が粗くなり、前面にも滲みが出てくるものなのだ。　これが『写真光学』における定義である『反比例の法則』なのだ。　「綺麗に写したければ、撮影情報を多く取り入れよ・・」。　つまり、ハッキリ・クッキリ映したければ、感度を低く設定して長時間撮像素子（感光体）に情報を提供せよ・・という事なのである。

感度を低くした上に「長時間撮像素子（受光体）に情報を提供する・・」という事は、レンズの絞りは開放値に開け、バルブに近いスローシャッターで臨まねばならない・・という事だ。　となると、ハッキリ・クッキリと映るかもしれないが、走行中ならば見事に流れるし、仮に停車中であっても開放絞りゆえに被写界深度が浅く、長大編成最後までバッチリピントが合う事は有り得ないのである。　ピントまで合わせたければ、絞り込む事で更に長時間の露光を必要とするのである。
そうなると、列車は止まっていたとしても、周囲の動きある物の全てが流れるのだ。

でも、デジタルの写真はそれが完璧にクリアされているのである。　それは何故なのか？　
その答えは、『デジタル』の方式であるデータ記憶方式にある。　『デジタル』の記憶とは、『ある』と『なし』の2通りでしかないのである。　つまり、細やかなピントのボケや映像の滲みの表現を担う『無限に続く中間値』、即ちパソコンで設定された数値以上の『階調』が存在しないのである。　だから、おぼろげな情報しか得る事ができなかったものは全て『ある』と信号記録されて、『ある』の表現で再現される。　従って、後までクッキリと映る『この世では有り得ない写真』となる訳である。

こんな不気味なモノ、私だったら頼まれても使いたくない。　しかし『デシタル』は、「後方が光量不足となっている」という小さな失敗を『失敗』と指摘できないものだから、撮影者は当然『成功例』と受け止めるだろう。
そうなれば、それから学び進化する事は無くなるのである。　コレが続けば、周囲の状況を取り込んで取捨選択をする『分析力』と、それが可能なのかを見極める『判断力』が欠落していくのである。　また、失敗からの経験から生み出される『創意工夫の知恵』も使わぬままに涸れ果ててしまうのである。

最後に、デジタルカメラの機能に溺れると、最も大切な『想像力』が失われる例を挙げたいと思う。
それは冒頭の記述に戻るが、「デジタルで撮った写真は、ほとんど全て一様に同じアングルである」という事だ。
なぜ、こういう現象が起きるかというと、突き詰めて言えば「それしか撮れないから」である。
即ち、写真映像において『デジタル』という方式は、“可能性”というチャンネルが極めて少ないのである。

それに、モニターの液晶画面に頼って確認や情報収集を怠る事から、先程に述べた『周囲を見渡し、情報を得る動作』の欠落や、安易なる道具の使用に頼る事で失う『創意工夫の知恵』、道具の使用に当たってそれを使うのが妥当なのか・・を問う『分析力』と『判断力』の欠如など、『デジタルカメラ』の機能に溺れた弊害が加わっていくのである。

「同じようなアングルしか撮れない」。　これは、受光体である撮像素子の面積の関係という『画角の違い』が主原因として絡んでくるのだが、『デジタルカメラ』は広角がほとんど“使えない”のである。　レンズの焦点距離における画角であるが、一般に多く出回っている廉価版の一眼デジタルカメラで1.5〜1.6倍となるのである。

つまり、28ミリだと、35ミリ換算で40ミリの画角となる訳である。　これは、ほぼ標準レンズと同じなのである。
まぁ、12mmのレンズ（35ミリ換算で18ミリ）という広角も販売されているようだが、値段がバカ高い（平均でも20万超）上に、構造上“かなり無理のある設計”なのである。

なぜなら、12ミリやそこらの焦点距離は通常ならば魚眼系の特殊レンズに採用される値であるので、生じる歪曲もかなり大きいのである。　それを、『ある』『なし』のみで『無限に続く中間値』を受けつけない『デジタル』のシステムが、“拾えない”だけなのである。　従って、広角レンズのおりなす味わいもほとんど“拾えない”のである。
レンズ価格といい、性能といい、『デジカメ』における広角は“全く持って使えない”と断じてもいいだろう。

逆に、望遠に関しては300ミリならば35ミリ換算で450ミリと、通常では巨大なレンズとなるような値が使えるのである。
それに加えてムリクリな設計のレンズが販売されている。　それは、28ミリから300ミリなどという、超倍率ズームレンズだ。　これを35ミリ換算で表現すると、40ミリから450ミリのレンズとなる。　つまり、準標準から超望遠までのリカバーとなる訳である。　これはレンズの特性を完全に無視したものだと言えるし、私に限って言うなら頼まれても使いたくない“ウサン臭さ”極まるレンズだ・・って事だ。　それが、最も廉価な価格帯で売られているのである。

従って、猫も杓子もこの『高倍率ズームレンズ』を使う。　そのレンズで望遠の映像ばかり撮り込む事で圧縮効果に慣らされてしまって、更に周囲の状況が判らなくなる・・という悪循環が形成されるのである。
また、「失敗すれば消せばいい・・」という安易さが創作する上で最も大切な『想像力』を殺し、道具さえ使えば写真光学上では“有り得ない”『完成形』が撮れる事で『創意工夫』に頼る事がないから、状況判断や分析を経ずに安易に道具に頼ってしまうのである。　その暴走が撮影者としてのマナー無視につながっていくのだ。

例えば、夜に走行する列車を“ビタ止め”する・・という有り得ない状況を映し出すのが可能な為に、平気で列車前面に向けてストロボを焚いたり、乗降客の多い都会の駅で三脚や脚立を広げたり・・と、傍若無人な行動に走ってしまうのである。　また、正面の映像に拘るあまり、列車の運行を妨害するアホもいるという。　正面狙いの望遠一辺倒という事で、三脚設置場所の取り合いやイザコザは日常茶飯事との事だ。

私は今までに一度たりとも乗降客のいる駅で三脚を広げた事はないし、ストロボも幼い時に一度焚いたきりである（10歳位の時に・・）。　まぁ、この件に関して「オメーもやったんだから同じだ！　懺悔しろ！」と言うならしても構わないが、その時以来ストロボなど持っていないし、ストロボなど焚かずとも創造的な画像を生み出す『創意工夫の知恵』や『想像力』という『力』も持っている（多少なりと・・だがね）。　それは、長年の撮影経験と数多くの失敗から学んだ、かけがえのない貴重な財産なのである。

このように安易に使えば多くの財産を失いかねない構造的な欠陥が認められ、それを隠すが如くメーカーがユーザーを騙す事に走り、そして今回取上げたが如く人間の抱く大切な能力を“錆びつかせる”ような『デジタルカメラ』を絶対に使おうとは思わない。　こんなのを使う位なら、キッパリと写真をやめるだろう。　それが、「写真によって育てられた私の写真に対する恩義である」と考えているから・・。


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• 欠点は知らない人が近くにいて、油断していると「後ろから「がぶり」と足首に噛み付く」ことである。
  これで何度も家内が謝りに行っている。

もし自分だったら、足首を噛まれた時点で蹴り倒している。　足首にケガでもしていたら頭を踏み潰して殺すか、捕まえて飼い主を必然の故意（禁止場所でのノーリード自体が、刑法に触れる犯罪である）により傷害を受けた・・として訴えるかのどちらかだね。
もちろん、蹴り倒す事に関しては、自身に危害を加えた害獣を身の危険を防ぐべく始末する・・という法律上で認められた正当防衛を主張するし・・。

• 反論： ２．僅か３ｋｇほどの犬でどんな影響がある？ウン・ションは家で済ませているし、万一したとして もウンは袋をもってきており、回収持ち帰りをしている。足に植物の種など着けて持ち込む？？ 人間の方がもっとひどい。

反論の反論
オメーの犬だけじゃないだろ？　所構わず糞を撒き散らし、呆れる事には川に糞を流す奴もいるというし・・。
糞だけじゃないぞ・・、小便はどうする？　踏み荒らしは？　そこに生息する小動物へのストレスは？
実際に自然界に生息する動物が犬の病原菌で死滅する被害さえでているというのに・・、この人間の出来損ないは・・。　

「（連れ込まれる犬に比べて）人間の方がひどい」という証拠がどこにある？　「人間の方がひどい」といいながら、人プラス犬で野生動物のコロニーを絶滅に追い込み、雷鳥のヒナを追い掛け回して噛み殺し、犬と一緒になって植物を踏み荒らす人間のクズどもめ・・。